航空軍事用語辞典++ |
【強襲揚陸艦】
Amphibious assault ships
- 陸上兵力を輸送し、主に輸送ヘリコプターを利用して上陸させる能力を持った艦艇。
元はアメリカでエセックス級空母を改装して作られたのが始まりで、次第に初めから強襲揚陸艦として建造するようになった。
ドック型揚陸艦と同様に直接陸地に乗り上げる必要が無いので、旧来の戦車揚陸艦よりも遥かに高速力が出しやすい。
最近では、揚陸用の多数の輸送ヘリに加えて、支援用に垂直離着陸攻撃機ハリアーを搭載するものもある。 そのため艦は必然的に大型化し、アメリカ海軍のワスプ級に至っては、満載排水量40000tと戦艦並みの巨艦となった。
参考として第二次世界大戦時の代表的艦船の満載排水量を列挙すれば、戦艦「長門」43000t、航空母艦「赤城」41300t、戦艦「アイオワ」60000tである。
現存する中で「強襲揚陸艦」と呼ばれているのは、タラワ級・ワスプ級(米)、フィアレス級(英)のみであるが、同能力を持った艦は他にも存在する。
ワスプ級イオージマ(LHD-7 Iwo Jima)
Photo:U.S.Navy
2. 狭義には、「強襲揚陸艦」という言葉はイオージマ級を指す。 厳密にはタラワは「汎用強襲揚陸艦」、ワスプ級は「多目的強襲揚陸艦」とされているからである。
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