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きのさき (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/17 13:06 UTC 版)

(きのさき から転送)

きのさき
特急「きのさき」(2011年12月31日 綾部駅 - 山家駅)
特急「きのさき」
(2011年12月31日 綾部駅 - 山家駅)
運行鉄道事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
列車種別 特急列車
運転区間 京都駅 - 福知山駅豊岡駅城崎温泉駅
経由線区 山陰本線
使用車両
(所属区所)
183系電車287系電車
福知山電車区
運転開始日 1996年3月16日
備考 2011年3月12日現在

きのさきは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が京都駅 - 福知山駅豊岡駅城崎温泉駅間を山陰本線嵯峨野線)経由で運行する特急列車である。

北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の一つで、イメージカラーは紫色。走行路線の一つである嵯峨野線のラインカラーにちなんでいる。

本項では、山陰本線京都駅を発着していた優等列車の沿革についても記述する。

目次

概要

京都駅および亀岡駅などの南丹と呼ばれる京都府中部と北近畿の各地域(中丹但馬)の福知山市豊岡市などを結んでいる。北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の一つで、イメージカラーは紫色。走行路線の一つである嵯峨野線のラインカラーにちなんでいる。

特急「きのさき」は、1996年3月16日に山陰本線園部駅 - 福知山駅間および北近畿タンゴ鉄道福知山駅 - 宮津駅 - 天橋立駅間が電化されたことにより、京都駅 - 城崎駅間(現在の城崎温泉駅)で運転を開始した。このダイヤ改正により、気動車で運転されていた特急「あさしお」が、2011年3月12日には特急「たんば」が「きのさき」に統合されて廃止された[1]

「きのさき」で運転されていた列車としては、1962年から京都駅 - 福知山駅・城崎駅間の準急列車1966年からは急行列車として運転されていた列車があったが、1968年に京都駅発着で京都府北部・兵庫県北西部発着の急行列車の総称として「丹後」に統一された関係で「きのさき」は廃止された。

また、国鉄分割民営化後の1990年12月には大阪駅 - 城崎駅間(福知山線経由)で、臨時列車として急行「きのさき」が復活したが、1995年に廃止された。

列車名の由来

列車名は、終着駅である城崎温泉駅および兵庫県豊岡市の旧城崎郡城崎町、同町にある平安時代から1300年の歴史をもつ「城崎温泉」から採られている。

運行概況

2012年3月17日現在の運行概況は次の通り[2]

京都駅 - 福知山駅間に上り6本・下り5本、京都駅 - 豊岡駅間に上り1本・下り2本、京都駅 - 城崎温泉駅間に上り3本・下り2本が運転されている。多客期には、京都駅 - 城崎温泉駅間で全車指定席の臨時列車(81・82号)が運転されることがある。

287系で運転される列車の一部は、京都駅 - 綾部駅間で特急「まいづる」と併結して運転されている。

停車駅

京都駅 - 二条駅 - 亀岡駅 - 園部駅 - (日吉駅) - 綾部駅 - 福知山駅 - 和田山駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 豊岡駅 - 城崎温泉駅

  • ( )は2・4・13号のみ停車。

使用車両・編成

2012年3月17日現在の編成図
きのさき
← 城崎温泉・豊岡・福知山
京都 →
287系(FA)・183系
1 2 3 4
G
287系(FA+FC)
1 2 3 4 5 6 7
G
  • 全車禁煙
  • 編成および座席種別は変更されることがある
  • 20号の5 - 7号車は福知山駅 - 京都駅間で連結
凡例
G=グリーン車座席指定席
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席

福知山電車区に所属する183系電車および287系電車が使用されている。

183系は、1986年に当時の「北近畿」の運転開始によって投入された485系電車直流化改造車両した国鉄色の編成を使用している。使用開始当初は普通車のみの編成でグリーン車は連結されていなかったが、直後に先頭車を半室グリーン車(クロハ481)に改造しており、国鉄分割民営化までに全編成の改造を完了している。なお、通常は4両編成だが、繁忙期は6両に増結されて運転される場合がある。

287系は、基本的にグリーン車を連結した4両編成(FA編成)が充当されるが、20号の福知山駅 - 京都駅間はモノクラスの3両編成(FC編成)を併結した7両編成で運転される。

担当車掌区

臨時列車

カニのシーズンを迎える11月から3月にかけて、JR西日本が発売する駅長おすすめ駅プランの「かにカニ日帰りエクスプレス」期間中には特急列車の利用が多く見込まれるため、1999年から定期列車の補充として「かにカニエクスプレス」である「かにカニ香住」「かにカニきのさき」などの臨時列車が運転されていた。

「かにカニ香住」はキハ181系のほかキハ65形のエーデル車両を使用し、京都駅 - 香住駅間で運転されていたが、2004年度からは「かにカニきのさき」として城崎発京都行で運転されていた[3][4][5][6][7]。しかし、2005年度からは、「たんば」1・8号が福知山駅 - 城崎温泉駅間を延長運転したため、「かにカニきのさき」は運転を終了している。




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  1. ^ a b 平成23年春ダイヤ改正について (PDF)インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2010年12月17日
  2. ^ 『JR時刻表』2012年3月号、交通新聞社
  3. ^ 平成11年度【 冬 】の臨時列車の運転について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年10月15日
  4. ^ − 平成12年度【 冬 】の臨時列車の運転について −(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2000年10月16日
  5. ^ 平成13年度【 冬 】の臨時列車の運転について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2001年10月16日
  6. ^ 「かにカニ日帰りエクスプレス」発売(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2002年9月18日
  7. ^ 「かにカニ日帰りエクスプレス」発売(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年9月17日
  8. ^ Q&A - 京都縦貫自動車道 - 京都府道路公社
  9. ^ 平成22年度 高速道路無料化社会実験開始 - 西日本高速道路 2010年6月15日
  10. ^ 無料化社会実験は終了しました - 西日本高速道路 2011年6月13日
  11. ^ 平成11年秋 ダイヤ改正について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年7月30日
  12. ^ 平成15年秋 ダイヤ改正(福知山エリア)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
  13. ^ 平成16年春のダイヤ改正(別紙詳細) (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2004年1月13日
  14. ^ 平成16年秋のダイヤ改正(別紙詳細) (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2004年7月23日
  15. ^ 列車運行ならびにきっぷの取り扱いに関するお知らせ(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道
  16. ^ 平成19年春ダイヤ改正(詳細別紙) (PDF)(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年12月22日
  17. ^ さよなら車内販売 兵庫県内の在来線で終了 - 神戸新聞 2011年3月1日
  18. ^ 東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による運転計画の見直しについて (PDF) - 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2011年3月25日
  19. ^ 車両保守部品の不足に伴う列車運転計画の見直しについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年4月6日


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