三省堂 大辞林 |
がくん 2
品詞の分類
「がくん」の用例一覧
堀辰雄 「馬車」 (青空文庫)
のとがふしぎに交錯してゐるが、それがどちらがどちらだか分らないくらゐな點にまで達するとき、その作品は大概成功してゐる。ことに「馬車」においてはその效果がいちじるしい。物語は、先づ、半陰影のうちに展開する。その無意味なやうな薄暗がりのなかに何者かがくん...
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坂口安吾 小さな部屋 (青空文庫)
べも痴川と呑んだんだが、あいつは君を実に気の毒な心神消耗者だとさう言つてゐたつけな……」それから丈の高い腰から上をぐんなり椅子へ凭せ、頭をがくんと反り返らせて、それつきり固着したやうに天井を視凝めてゐる。伊豆...
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原民喜 苦しく美しき夏 (青空文庫)
に堪えようとする顔が 初々 ( ういうい ) しく、うわずっていた。妻はむしろ気軽とも思える位の調子で入院の準備をしだした。悲痛に打ちのめされていたのは彼の方であったかもしれない。妻のいなくなった部屋で、彼はがくんと 蹲...
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