かんべ

デジタル大辞泉

かん‐べ【神^▽戸】

読み方：かんべ

《「かむべ」とも表記》神社に属して、租・庸・調や雑役を神社に納めた民戸。神封戸(じんふこ)。神部(かんべ)。じんこ。

かん‐べ【神^▽部】

読み方：かんべ

１ 「神戸(かんべ)」に同じ。

２ 律令制での神祇官(じんぎかん)の部民。神祇官の雑務に従事した。かんとも。かんとものお。かみとものお。

世界宗教用語大事典

かんべ 【神部】

大和朝廷の祭祀に奉仕した神官。かむべ。また律令制で神祇官に属した下級神官。神戸と書けば、神社に所属して租税を納め経済を支えた人民。神封戸。

あがつま語

～かんべ

=～でしょう　・「便所は　臭かんべ」「景気は　悪かんべ」「そろそろ子供が　欲しかんべ」

新潟県田上町方言

かんべ

方言	共通語	使用例または説明
かんべ	許す	「こんだ　しねっけ　かんべしてくれて」（再び　　しないので　許してください）

JMnedict

間部

姓	読み方
間部	かんべ

神辺

姓	読み方
神辺	かんべ

神部

姓	読み方
神部	かんべ

上部

姓	読み方
上部	かんべ

上戸

姓	読み方
上戸	かんべ

神戸

姓	読み方
神戸	かんべ

Weblio日本語例文用例辞書

「かんべ」の例文・使い方・用例・文例

• かんべんしてくれ
• ちょっとかんべんしてよ。
• あかんべというしぐさ
• あかんべをすること
• あかんべをした時に言う,あざけりを表した言葉