三省堂 大辞林 |
かんてん-ばいち 5 【寒天培地】
馬の用語事典 |
寒天培地
読み方:かんてんばいち
【英】:agar medium
培地を寒天で固めたもので、細菌の分離培養に用いる。ウイルスが生きた細胞の酵素を利用して、細胞の中でしか増殖することができない(従属栄養)のに対し、細菌の多くは栄養分の供給があれば自らの酵素を利用して増殖することができる(独立栄養)。この性質を利用して、栄養分と水で作った培地を容器に入れ、その中で細菌を増やすことが可能となる(培養)。ところが、動物の体には日頃から無数の細菌(非病原菌)が生息しており(共生)、液体状の培地では病気を起こす細菌(病原菌)を培養しようとしても、非病原菌が混ざって一緒に増殖するので両者の見分けがつかなくなる。そこで培地に寒天を加えて固め、その上で菌を培養すると病原菌と非病原菌はそれぞれ別々に分離して増殖する(集落を作る)ようになる(分離培養)。このように、寒天培地は感染症の細菌検査にはなくてはならないものである。
【英】:agar medium
培地を寒天で固めたもので、細菌の分離培養に用いる。ウイルスが生きた細胞の酵素を利用して、細胞の中でしか増殖することができない(従属栄養)のに対し、細菌の多くは栄養分の供給があれば自らの酵素を利用して増殖することができる(独立栄養)。この性質を利用して、栄養分と水で作った培地を容器に入れ、その中で細菌を増やすことが可能となる(培養)。ところが、動物の体には日頃から無数の細菌(非病原菌)が生息しており(共生)、液体状の培地では病気を起こす細菌(病原菌)を培養しようとしても、非病原菌が混ざって一緒に増殖するので両者の見分けがつかなくなる。そこで培地に寒天を加えて固め、その上で菌を培養すると病原菌と非病原菌はそれぞれ別々に分離して増殖する(集落を作る)ようになる(分離培養)。このように、寒天培地は感染症の細菌検査にはなくてはならないものである。
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