からまつ

デジタル大辞泉

から‐まつ【唐松／落^＝葉^＝松】

読み方：からまつ

マツ科の落葉高木。日本特産。主に亜高山帯に分布し、高さ約30メートル。樹皮は灰褐色、葉は針状で束生し、秋には黄葉する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、上向きの球果ができる。材は建築・土木などに使用。富士松。日光松。らくようしょう。

ログハウス用語集

カラマツ（からまつ）

秋になると紅葉して葉が落ちる、唯一の日本産針葉樹。とくに信州周辺や北海道で見られる。ねじれや曲がりが生じやすいので、チンキング工法による使用が多い。強い粘りをもち、耐朽性は高い。現在は乾燥技術が確立され、狂いやヤニの問題は軽減している。

植物図鑑

からまつ (落葉松, 唐松)

●カラマツ属は世界に広く１０種あまりが分布しています。本種は本州の宮城県以南から中部地方の、標高１０００～２０００メートルに生え高さは３０メートルくらいになります。耐寒性があり、成長も早いので、北海道や東北地方でも造林されてきました。葉は線形で、冬には黄葉して落葉します。名前は、葉のつき方が唐絵に描かれた「まつ」に似ていることから。写真中７・下は、葉が青緑色の園芸品種。
●マツ科カラマツ属の落葉高木で、学名は Larix kaempferi。英名は Japanese larch。

マツのほかの用語一覧

カラマツ：	ダフリア落葉松  ヨーロッパ落葉松  落葉松, 唐松  雲竜落葉松
ツガ：	枝垂れカナダ栂  栂  栂

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隠語大辞典

唐松

読み方：からまつ

1. 〔花言〕豪胆で物に動じない意。

分類 花言葉

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ウィキペディア

からまつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2011/07/22 04:36 UTC 版)

からまつ

• マツ科カラマツ属に属する植物。落葉松・唐松。⇒ カラマツを参照。
• 1974年から1980年まで北海道（小樽駅 - 釧路駅間）で運行されていた日本国有鉄道の夜行列車「からまつ」⇒ まりも (列車)を参照。

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

からまつ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/28 12:17 UTC 版)

名詞

からまつ【落葉松、唐松】

1. 《植物》 (Larix) マツ科カラマツ属に属する落葉樹。
   • 「からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。」 （北原白秋、『水墨集』より「落葉松」、1923年。）

翻訳

• イタリア語: larice ^(it) 男性
• 英語: larch ^(en)
• スウェーデン語: lärkträd ^(sv) 中性, lärk ^(sv)
• スペイン語: alerce ^(es) 男性
• 中国語:  (繁): 落葉松/ (簡): 落叶松 (luòyèsōng)

• ドイツ語: Lärche ^(de) 女性
• フランス語: mélèze ^(fr) 男性; mélèze du Japon ^(fr) 男性
• ポーランド語: modrzew ^(pl) 男性
• リトアニア語: maumedis ^(lt) 男性