夜間に十分睡眠をとっているはずなのに、日中に強い眠気が出現し、居眠りしてしまうなど、日中に目覚めていられなくなる場合は病的な眠気があると考えられ、このような状態を過眠といいます。長期間にわたって睡眠不足が貯まっている場合にも、このような状態がみられますが、十分な睡眠を確保すると自然に眠気がとれます。
健康な人でも、午後の早い時間帯には体内時計の働きにより眠気が出てきますが、意志の力によって目覚めていることができます。 しかし、いくらがんばっても目覚めていられない場合は、病的な眠気と考えられます。このような病的な眠気があると、学業や仕事の能率が落ちるだけでなく、「いい加減な人」と社会的な評価が悪くなったり、居眠り運転事故を起こしたり、転落、転倒などの事故に巻き込まれやすくなります。また、職業運転手や、大型機械オペレーター、組織のトップなどでは操作ミス、判断ミスにより大事故や大損失の原因となります。
過眠があることによって、学業不振や、就業困難などの影響があるだけでなく、生活習慣病を悪化させるため、すぐに治療が必要な睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れていることがあるので、専門機関での検査・治療が必要です。
三省堂 大辞林 |
睡眠用語辞典 |
過眠(かみん)
日中、社会生活に支障を生じるような眠気を感じ、または実際に眠ってしまう状態。言葉のイメージとは違い、睡眠時間が過多(=長い)な状態を指すのではなく、あくまでも日中の眠気を問題とする診断名。夜眠れない不眠症の患者が同時に過眠症でもあることも多い。>ナルコレプシーや、睡眠相後退・前進症候群、睡眠時無呼吸症候群などの場合もあるので、症状がひどいときには医療機関に相談した方が良い。
仮眠(かみん)
短時間の睡眠。日中の仮眠(昼寝)は、概日リズムの点からみても合理的であり、適切な仮眠により頭がスッキリする。長時間の仮眠はボンヤリ感が残りやすく、遅い時刻の仮眠は夜に眠りにくくなる。このため、効果的な昼寝は「午後3時前に30分以内」というのが目安となる。
健康用語辞典 |
過眠
読み方:かみん
【英】:hyersomnia
【英】:hyersomnia
隠語大辞典 |
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