かなうとは? わかりやすく解説

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かなう

「かなう」とは、ある目標期待希望実現することを指す言葉である。また、他者比較して劣らない、あるいは同等であるという意味も含まれる例えば、「彼の技術にはかなわない」という表現では、相手技術優れていて自分及ばないことを示している。一方、「夢がかなう」という表現では、自分夢や希望現実のものとなることを示している。このように文脈によって「かなう」の意味微妙に変わる。現代では、特に願い事叶うという意味で使われることが多い。

かな・う〔かなふ〕【適う/×叶う/敵う】

読み方:かなう

【一】[動ワ五(ハ四)]

(適う)条件基準などによく当てはまる。ぴったり合う適合する。「理屈に—・っている」「お眼鏡に—・う」「大関に—・う地位

叶う思いどおり実現する願っていたことがそのとおりになる。「念願が—・う」「出場が—・う」「—・わぬ恋」

敵うそうすることができる。可能である。また、そうすることが許される。ふつう、あとに打消しの語を伴う。「この天候では登頂は—・わない」「起き上がることも—・わぬほど病が篤(あつ)い」

敵う対等の力がある。対抗できる匹敵する。あとに打消しの語を伴う。「語学では彼に—・う者はいない」

(「かなわない」「かなわぬ」などの形で)

そうすることやそういう状態に我慢できないやりきれない。たまらない。「こうせかされては—・わない」「暑くて—・わない」「退屈で—・わない」

㋑どうしてもそうする必要がある。…なくてはならない。「みずから出向なくては—・わない用事がある」

【二】[動ハ下二かなえる」の文語形


かなう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 06:33 UTC 版)

語源

古典日本語「かなふ」

発音

動詞

かなう

  1. 叶う】(願望などが)実現する。
  2. う】適合する、あてはまる
  3. う】匹敵する。
  4. 一般に否定とともに~をすることができる。

活用

関連語

派生語

成句





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