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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

かちえ ―ゑ 2 【勝(ち)絵】

(1)勝負事競技のさまを描いた絵。滑稽卑猥要素が強い。鳥羽僧正覚猷(かくゆう)の画などが伝わる。

(2)具足櫃(ぐそくびつ)中に入れて出陣すると勝つと信じられていたことから〕春画異名

かちえ 2衣】

狩衣(かりぎぬ)系の衣服後世両脇縫いふさいだ。主に随身(ずいじん)が着た。かちぎぬ。かちあお。


日本語活用形辞書

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贏ち得、勝ち得

読み方:かちえ

ア行下一段活用動詞贏ち得る」「勝ち得る」の連用形である「贏ち得」「勝ち得」、あるいは連用形名詞したもの

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隠語大辞典

皓星社皓星社

勝絵

読み方:かちえ

  1. 春画を云ふ。具足櫃春画を入れて出軍すれば必ず勝利を得ると云ふより起りし名称なり。東寺の勝絵と云へる宝物鳥羽僧正の戯筆に成り滑稽春画絵巻物なり。此勝絵につきて伊勢貞丈などは排斥の説を唱へたれども、強ち仮托のたはごととのみ見るべからず男性のみの陣中生活は思想索漠ならしめ随つて精力消沈するの弊あり。其際異性艶姿嬌態を見れば勇気百倍するの利益ありと聞く。されば勝絵の称は妄想にも仮托にもあらずとすべきか。
  2. 勝絵。春画の一称。昔具足櫃春画を入れて出陣すれば必ず勝利を得るといふより起りし名称。一説には東寺の勝絵と云ひて鳥羽僧正の戯筆に成り陽物くらべ及び放屁軍の滑稽春画の二巻を合せて勝絵と呼ぶものにて春画を広く勝絵と称するものに非ずとの説あり。「古画備考」「考古画譜」に詳なり。
  3. 勝絵とは伝鳥羽僧正筆艶画巻物二巻をかくいふ也と『古画備考』『考古画譜』に詳説せり。尚ほ尾崎久弥氏の『本朝艶画考』並に著者の『川柳変態性慾志』を参照せよ。
  4. 春画のこと。
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