三省堂 大辞林 |
かたあし 0 【片足】
かたし 【片▽足/片し】
(1)片方の足。
「お里は踏脱(くつぬぎ)へ―おろして/人情本・閑情末摘花」
(2)対になっているものの片方。また、半分。
「くろ箱のふたも―落ちたる硯/枕草子(二一九・能因本)」
(3)ほんのわずかの物。少しの物。
「食物等―なければ/四河入海 14」
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
踦
「かたあし」の用例一覧
新美南吉 あし (青空文庫)
がある。椅子がぼくのあしをぬすんだのかもしれない。よし、けとばしてやろう、ぼくのあしならいたいはずだ。」 馬はかたあしで、椅子のあしをけとばしました。 椅子は、いたいとも、なんともいわないで、こわ...
www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/4675_8212.html
泉鏡花 山の手小景 (青空文庫)
して、 露 ( つゆ ) が 煌々 ( きら/\ ) する 路傍 ( ろばう ) の 草 ( くさ ) へ、 小 ( ちひ ) さな 片足 ( かたあし ) を 入 ( い ) れて、 上 ( うへ...
www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/4149_6483.html
田中貢太郎 山の怪 (青空文庫)
にいたのか黒の地に赤い斑点のある小蛇が蛙の後の方へ這いだして来た。半兵衛は眼をひかずにそれを見ていた。蛇は蛙の傍へ往くと鎌首をあげて、赤い針のような舌をちらちらと一二度出した後に蛙の 隻足 ( かたあし ) をくわえた。蛙は...
www.aozora.gr.jp/cards/000154/files/4482_11832.html
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