かえし〔かへし〕【返し/▽反し】
読み方:かえし
1 表裏を逆にするなど、向きを変えること。ひっくりかえすこと。「手首の—が悪い」
6 釣り針の先につけてある内向きの突起。かかった魚やえさが落ちないためにある。かえり。かかり。あご。
7 しょうゆに砂糖やみりんを加え、寝かせたもの。しょうゆを加熱して作るものを本かえし、加熱せずに作るものを生がえしという。だし汁で割って、蕎麦(そば)つゆにする。
8 波・地震・大風などが一度やんで再び起こること。風の場合は反対の方向に吹くことをもいう。ぶりかえし。「地震の—がくる」
9 謡曲で、道行き・待ち謡(うたい)など挙げ歌の初めや終わりの部分を二度繰り返して謡うこと。また、各種歌謡で、同じ文句を二度繰り返して歌うこと。
10 《「反」を訓読して》漢字の字音を示す反切(はんせつ)法のこと。
孵し、帰し、反し、返し、還し
返
かえし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 02:18 UTC 版)
かえしとは「煮かえし」の略された物で、蕎麦汁(そばつゆ)に使われる調味料。基本的には、醤油に味醂を加え、煮かえしてアルコール成分を飛ばしたものとする説もある。このかえしを出汁で割って蕎麦汁が作られる。 また、ラーメンにおいてもスープで割る前のタレの事をかえしと呼ぶ事がある。
- ^ “ヒゲタ醤油 そばつゆの作り方”. ヒゲタしょうゆ (2017年). 2017年3月7日閲覧。
- ^ “きょうの料理レシピ 万能そばつゆ(本返し)”. nhk.com (2022年). 2022年2月16日閲覧。
かえし(モドリ、カカリ、イケ、バーブ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 06:58 UTC 版)
「釣り針」の記事における「かえし(モドリ、カカリ、イケ、バーブ)」の解説
先端にはかえしと呼ばれる針先の向いている方向と逆の方向にとがった部分があり、えさが外れたり針が魚の口から外れるのを防ぐ役割がある。ただし釣り針が皮膚に刺さるとやっかいである。引き抜こうとすると、大きな傷になってしまう。その場合、逆に先端を皮膚から突き出るように差し入れ、先端部を切り捨ててから抜くとよい。なお、かえしのない針先をスレといい、そのような針をスレ針という。
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「かえし」の例文・使い方・用例・文例
- その釣り針の先にはかえしがついている
- おかえしに私が歌を歌います。
- 彼はそれをもう一度繰りかえして言った。
- 春になると畑をほりかえして種をまきます。
- 車はいつかえしたらよろしいでしょうか。
- 自伝の中で彼はくりかえし不幸な少年時代に言及している。
- 熊は岩の下にいる、肥った虫をさがして、石という石をひっくりかえした。
- めん鳥がひなをかえしている。
- そのめんどりは5個の卵をかえした。
- スピーチの終わりに彼女はその言葉をくりかえした。
- いつ私のかさをかえしてくれるのですか。
- カルトムービー 《少数者に異常な人気のある映画; 小映画館でくりかえし上映される》.
- 彼は手が不潔だという強迫観念にとりつかれ, くりかえし手を洗った.
- 彼はいつも人の話をまぜっかえしてみんなに嫌われている.
- 牝鶏が卵をかえしている
- 牝鶏が雛を十羽かえした
- 君はひっくりかえしに上衣を着ている
- ひっくりかえしに本を持っている
- ランプをひっくりかえして火事になった
- (卵からかえした鳥の)ひなを育てる
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