およそ

デジタル大辞泉

およそ【^▽凡そ】

読み方：およそ

《「おおよそ」の音変化》

［名・形動］

１ 物事のだいたいのところ。大要。あらまし。「計画の—は承知している」「—の見積もりを立てる」

２ いいかげんなさま。ぞんざいなさま。

「かやうに大事の謡ひを—にしては叶(かな)ふまじい」〈虎明狂・二千石〉

［副］

１ 大まかに言って。だいたい。約。「—二キロ離れている」「被害は—どのくらいか」

２ そもそも。総じて。一般に。話を切りだすときに用いる。「—日本人は働きすぎるきらいがある」

３ （否定的な表現を伴って用いる）全く。全然。「これは—おもしろくない本だ」

大阪弁

およそ

大阪弁	訳語	解説
およそ	ぞんざい、不注意	大凡、凡そ。「おおよそ」の縮まった言い方で、「約」という意味の他に、万事に不注意であることを表す。アクセントは「高低低」。およそなさかいそないな間違い起こすねや、（私が）およそなことはわかっとります。

高松の方言

およそ

方言	意味
およそ	でたらめ・いいかげん。「おおよそ」のなまり。つまり，不正確をなじる言葉。

隠語大辞典

およそ

1. モガモボの間にてとてもの意味に用ふ。〔情事語〕

分類 情事語

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

およそ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 14:27 UTC 版)

語源

古典日本語「およそ」 < 「おほよそ」

発音^(?)

お↗よそ

名詞

およそ【凡そ】

1. 大体のところ。概略。あらまし。

副詞

およそ【凡そ】

1. 大まかに見積もった量。大体。約。
2. 一般的に。
3. （否定的な表現を伴って）全然。全く。

語源

「おほよそ」

副詞

およそ【凡そ】

1. 大体。一般に。
2. 全然。全（まった）く。

諸言語への影響

• 現代日本語: およそ

Weblio日本語例文用例辞書

「およそ」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちの到着時刻はおよそ3時です
• おおよその数は1,200である
• 病院は駅からおおよそ5マイルです
• 彼はその土器の年代をおよそ１万年前のものと推定した
• 摂氏28度はおよそ華氏82度に相当する
• 1メートルはおよそ3フィートである
• 彼の意見はおよそ正しい
• まだおよそ10ドルぐらいはある
• 少女の回復の見込みはおよそ五分五分だった
• およそ100人の人がそこにいた
• およその数で，概数で
• その国の人口は今おおよそ10億人ぐらいだ
• その国はおよそ6万の兵からなる軍隊を有している
• 第2次世界大戦でおよそ5,000万人が死亡した
• この絵の価値はおよそ1万ドルだ
• 一般に公開されたことのない、Ruth and Steve Whitmanの個人コレクションの絵画を含む、およそ120 点の作品が展示される。
• このクルミ材の整理だんすはおよそ200年前にベルギーで作られた。
• この星は地球からおよそ100パーセクの距離に位置している。
• その戦いで、英国兵はおよそ3000人だった。
• ベトナム系アメリカ人のおよそ40%がカリフォルニアに住んでいる。