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おもいでの夏

原題:The Summer of '42
製作国:アメリカ
製作年:1971
配給:ワーナー配給
スタッフ
監督:Robert Mulligan ロバート・マリガン
製作:Richard Roth リチャード・ロス
脚本:Herman Raucher ハーマン・ローチャー
撮影:Robert Surtees ロバート・サーティース
音楽:Michel Legrand ミシェル・ルグラン
編集:Folmar Blangsted フォーマー・ブラングステッド
字幕:高瀬鎮夫 タカセシズオ
キャスト(役名
Jennifer O'Neill ジェニファー・オニール (Dorothy
Gary Grimes ゲイリー・グライムス (Hermie)
Jerry Houser ジェリー・ハウザー (Oscy)
Oliver Conant オリヴァー・コナント (Benjie)
Katherine Allentuck キャサリン・アレンタック (Aggie)
Christopher Norris クリストファー・ノリス (Miriam
Lou Frizzell ルー・フリッゼル (The Druggist)
解説
性への好奇心と、美しく優しい年上の女性への思慕の情と、同時に湧き起こる思春期迎え少年の微妙な心理ノスタルジック感覚で描いた作品。製作は29歳の新進気鋭プロデューサーリチャード・ロス監督は「レッド・ムーン」「幸せをもとめて」のロバート・マリガン脚本ハーマン・ローチャー撮影は「コレクター」「卒業」のロバート・サーティース音楽は「シェルブールの雨傘」「華麗なる賭け」のミシェル・ルグラン編集はフォルマー・ブラングステッドがそれぞれ担当出演は「リオ・ロボ」のジェニファー・オニール16歳新人ゲーリー・グライムス、19歳俳優志望ジェリー・ハウザーオリヴァー・コナントキャサリン・アレンタッククリストファー・ノリスルー・フリッゼルなど。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
15歳の夏、ハーミー(ゲーリー・グライムス)はニューイングランド沖合いに浮かぶ美しい島にきていた。1942年の夏、第二次大戦戦火逃れて−−。彼は友達のオシー(ジェリー・ハウザー)とベンジーオリヴァー・コナント)の3人で、退屈な日々終日海辺で暮らしていた。性への旺盛な好奇心湧きたたせながら砂浜たわむれる3人は、ある日、小高くなった丘にポツンと建った家の前で、新婚の若い夫婦楽しげに語らっているのを、遠くから眺めていた。2人が家の中へ入っていくのを見て少年らしい想像力をめぐらせたオシーとベンジーは、照れ隠しのふざけあいに興じた。しかし、ハーミーの目には、その美し新妻横顔鮮明焼きついて離れず、ただ呆然と小さな家眺めていた。翌日桟橋ボートに跳び乗ったハーミーの目に、昨日美しい女の姿が映った。彼女は、戦場に向かう夫を見送りに来ていたのだ。ハーミーはただただ目を奪われていた。数日後、沢山の買い物抱えきれずに困っている夫人の姿を見たハーミーは、勇気ふるって夫人に近づいた。彼女の名前はドロシージェニファー・オニール)といい、ハーミーは、彼女の美しさ優しさに心をときめかすばかりで、彼女の質問にもトンマ返事をしては、後悔していた。ある日ハーミーたち3人は、ベンジーが家から盗み出してきた医学書熱中し、その重要項目をコピーして、ガール・ハントに出かけた。映画館女の子3人のグループに声をかけ、うまくハント成功したと思ったら、ベンジーはおじ気づいて逃げだし、女の子1人も帰ってしまった。結局2対2となり、オシーはミリアムクリストファー・ノリス)と、ハーミーはアギー(キャサリン・アレンタック相手に、映画館暗闇でゴソゴソやりだした。翌日荷物整理を頼まれたハーミーは、ドロシーの家で精一杯おとなを気取ってはみたものの、憧れドロシー前にして、またヘマばかり繰り返してしまった。ミリアムとアギーを夜の浜辺誘い出す前にゴム製品を買いにドラッグストアーに入ったハーミーは、いぶかしげな主人しどろもどろになりながらも、ようやく手に入れた。夜、ミリアム相手奮闘するオシーは、医学書通り最後の項までも進んでしまったが、ハーミーはドロシー心から離れず、物想い耽るばかりだった。ドロシーに招かれた日の夜、ハーミーは盛装してドロシーの家を訪れた。ノックの音に答えはなく、彼はドア押しあけて中へ入った。蓄音機には曲の終わったレコードくるくる回りタバコ紫煙が立ちのぼり、そしてテーブルの上に1電報が置かれていた。ドロシーの夫の戦死知らせ電文であった。じっと立ちつくしたハーミーの前に泣きはらした顔のドロシーが現われ、蓄音機の針を落とし流れ出る曲に合わせて、ハーミーを躍り誘い込んだ。ハーミーはただ黙って誘われるままに踊った。ドロシーはハーミーの胸に顔を埋め、とめどない涙を頬に伝わらせた。躍りながらベッドに誘うドロシー悲しみを、ハーミーには理解することができなかった。ドロシーベッドで朝を迎えたハーミーは、黙って身仕度を整えて去っていった夕方もう一度ドロシーの家を訪れたハーミーは、彼に宛て一通の手紙を発見した。「昨夜のことは、あなたがおとなになった時、きっと理解してくれると思います。私は実家帰ります−−」。翌日、ハーミーは、遠くから今は主のいなくなった丘の上の家をじっと見つめていた。





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