おきや

デジタル大辞泉

おき‐や【置屋】

読み方：おきや

芸者や遊女を抱えている家。料亭・待合・茶屋などの客の求めに応じて芸者や遊女を差し向ける。

京都、島原で茶屋と置屋を兼ねる輪違屋（わちがいや）

隠語大辞典

おきや

1. ①質屋詐欺の手口。真物を見せ隙を見て偽物とすり換え質置するところから。〔詐〕　②芸妓を住込ませて置く家。芸妓置家。〔花〕

分類 詐／花／風俗／犯罪

おきや

1. 質屋相手の詐欺の一種で、古物品を修理加工して、一見、新品で値打ちのあるもののようにして装おい、新米の店員をだまして入質名義の下に金品を詐取する。〔一般犯罪〕

分類 犯罪

置屋

読み方：おきや

1. 扱店のことをいふ。娼妓置屋の略語である。遊廓貸座敷からは、この扱店を通じて娼妓を招聘するのである。〔花柳語〕
2. 貸席の家形を兼ぬる物〔京阪地方〕。
3. 花柳界にて扱店のことをいふ。娼妓置屋の略語である。遊廓貸座敷からはこの扱店を通じて娼妓を招聘するのである。
4. 芸娼妓を置いて居る家のこと。
5. 娼妓置屋の略語、女郎を抱えている店のことで、貸座敷からの招きに応じて女郎を差し向ける。
6. 扱店のことをいう。娼妓置屋の略である。遊廓貸座敷からは、この扱店を通じて娼妓を招聘することである。〔花柳界〕

分類 花柳界、花柳界／京阪地方、花柳語

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