えん どうとは? わかりやすく解説

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えん‐どう〔ヱンダウ〕【円堂】

読み方:えんどう

寺院建物で、八角形または六角形構造の堂。


えん‐どう〔‐ダウ〕【沿道】

読み方:えんどう

道路沿った所。沿路


えん‐どう〔‐ダウ〕【煙道】

読み方:えんどう

ボイラー・ストーブなどからの排ガス煙突達するまでの筒状部分


えん‐どう〔‐ダウ〕【×筵道】

読み方:えんどう

天皇貴人徒歩で進む道筋や、神事祭神遷御するときの道に敷く筵(むしろ)。筵の上に白い絹を敷く場合もある。えどう。


えん‐どう〔‐ダウ〕【羨道】

読み方:えんどう

せんどう(羨道)


えん‐どう〔ヱン‐〕【×豌豆】

読み方:えんどう

マメ科一・二カフカスからイラン付近原産といわれ、石器時代からすで栽培は、蔓性(つるせい)のものは約2メートル矮性(わいせい)のものは高さ約25センチ羽状複葉で、先端巻きひげとなる。品種用途別にさまざまあり、花の色、さや・種子大小・色などで分ける。種子煮豆あん・蜜豆に、また若いさやを食用にする。グリンピース。シュガーピース。のらまめ文豆(ぶんどう)。《 夏 花=春》「—の実のゆふぐれに主婦かがむ/誓子」

豌豆の画像

えんどう〔ヱンドウ〕【遠藤】


煙道 (えんどう)

 燃焼装置排出ガス発生源から煙突まで導く通路ダクト)。

えんどう (豌豆)

Pisum sativum

Pisum sativum

Pisum sativum

Pisum sativum

Pisum sativum

Pisum sativum

Pisum sativum

Pisum sativum

中央アジアから地中海沿岸原産です。古代ギリシアローマ時代にはすでに栽培されていたといいますわが国には16世紀ごろに渡来しました。巻きひげからませて成長するため、ふつうは支柱立てて栽培します。4月から5月ごろ、赤色紫色、それに白色などの蝶形花を咲かせます用品種もあり、「さやえんどう莢豌豆)」とか「きぬさや絹莢)」と呼ばれてます。写真の下2枚は「ツタンカーメンのえんどう」と呼ばれるものです。ツタンカーメン王墓から発掘され、それが「おおがはす」のように現代蘇ったものとされますが、かなり怪しげ話しようです
マメ科エンドウ属一年草で、学名Pisum sativum。英名は Pea
マメのほかの用語一覧
ウマゴヤシ:  紫馬肥やし
エニシダ:  キティスス・デクンベンス  金雀枝
エンドウ:  豌豆
オノブリキス:  オノブリキス・ウィキイフォリア  オノブリキス・モンタナ
オヤマノエンドウ:  オキシトロピス

えんどう

大福みつ豆使われる赤えんどうと、うぐいす餡原料となる青えんどうがある。

えんどう

えんどうは、古くから人類関わりの深い豆類一つで、起源メソポタミア考えられています。我が国には、中国経由し遣唐使けんとうし)によって9~10世紀頃にもたらされたといわれています。平安時代の「倭名類聚抄わみょうるいじゅしょう)」には「乃良末女のらまめ)」との記載があり、平安中期には「豌豆」という表記例もあるものの、「のらまめ」又は「のまめ」が当時一般的な呼び方だったようですまた、室町時代に「園豆と書いて「えんとう」と読ませていたこともありましたが、安土・桃山時代になって、「豌豆(えんどう)」という書き方呼び方統一されようです。なお、「豌豆」という名称の由来は、古くから豆類中国輸出していた「大宛国(だいえんこく)」(現在のウズベキスタン・フェルガナ州付近)にこじつけたものではないかといわれています。英語では、えんどうのような丸い豆は"bean"ではなく"pea"と総称され、単に"pea"といった場合は、えんどうのことを意味します
我が国における本格的な栽培明治入ってからで、いろいろな品種欧米各国から導入され全国各地生産始まりました。えんどうの利用法は非常に多様で、完熟種子乾燥豆として使う以外に、未熟食べる「さやえんどう」、完熟前の軟らかい豆をからむいて食べる「グリーンピース」、グリーンピース大まで育った未熟の豆をごと食べる「スナップエンドウ」、さらに新芽摘んで食べる「豆苗とうみょう)」がありますが、これらは野菜として扱われています。乾燥豆として使用される実用えんどうは、主に北海道で、明治後半からヨーロッパへ輸出用として多く栽培され昭和初期には3haなりました。現在は北海道の上川地方を中心にわずか数百ha栽培となってます。現在の乾燥豆の大半輸入品で、カナダイギリス中国などから輸入されています。

乾燥豆には、子実の色により、青えんどうと赤えんどうがあります青えんどう煮豆甘納豆うぐいす餡炒り豆フライビーンズなどの原料になり、最近ではスナック菓子発泡酒原料として利用されています。一方、赤えんどうは、古くから蜜豆みつまめ)や豆大福まめだいふく)に使われ和菓子落雁らくがん)用としても重要です。

塩豆

読み方:えんどう

  1. 吝嗇家を云ふ。

分類 学生


豌豆

読み方:えんどう

  1. 〔花言〕会合約束又は過去の愛の意。

分類 花言葉

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猿渡

読み方
猿渡えんどう

圓藤

読み方
えんどう

円道

読み方
円道えんどう

遠島

読み方
遠島えんどう

エンドウ

(えん どう から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 01:34 UTC 版)

エンドウ(豌豆[2]学名: Pisum sativum)は、マメ科の一・二年草。広く栽培され、食用となっている。一般に、エンドウマメとも。別名(古名)にノラマメ[5]実エンドウグリーンピース(未熟の種子を食用とする場合の呼び方)、サヤエンドウ(莢豌豆・絹莢、未熟の莢を食用とする場合の呼び方)、ヨサクマメ北東北の一部地域での呼び方)など。日本での栽培種には、ウスイエンドウ(うすい豆[注釈 1][6]、キヌサヤエンドウ、オランダエンドウなどがある。


注釈

  1. ^ 名称は明治時代にアメリカから大阪府羽曳野市碓井地区に導入されたことに由来する。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pisum sativum L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年4月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 134.
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pisum sativum L. var. arvense (L.) Poir.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年4月6日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pisum sativum L. var. macrocarpon Ser.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年4月6日閲覧。
  5. ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,大辞林 第三版,動植物名よみかた辞典 普及版,精選版. “野良豆(ノラマメ)とは”. コトバンク. 2020年5月19日閲覧。
  6. ^ 野菜ナビ. “グリーンピース 実えんどう”. 野菜ナビ. 2020年5月19日閲覧。
  7. ^ a b c 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 135.
  8. ^ 主婦の友社編 2011, p. 96.
  9. ^ a b 主婦の友社編 2011, p. 100.
  10. ^ 日本食品標準成分表2015年版(七訂)”. 文部科学省 (2015年12月). 2023年5月9日閲覧。
  11. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  12. ^ Basic Report Nutrient data for 11304, Peas, green, raw National Agricultural Library (USDA)
  13. ^ a b 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 136.
  14. ^ a b c 主婦の友社編 2011, p. 101.
  15. ^ 美味しいヨーロッパ アウトバウンド促進協議会、2021年12月13日閲覧。
  16. ^ Pea Golden Podded - The Diggers Club”. 2012年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月24日閲覧。
  17. ^ Purple podded peas”. Glallotments.co.uk. 2011年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月21日閲覧。
  18. ^ Crop Plant Anatomy. CABI. (21 August 2017). ISBN 9781780640198. https://books.google.com/books?id=E4g9kgNSlOUC&pg=PA120&lpg=PA120 2017年8月21日閲覧。 
  19. ^ Dry Field Pea”. Purdue.edu. 2017年8月21日閲覧。


「エンドウ」の続きの解説一覧

えんどう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:23 UTC 版)

同音異義語

えんどう


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