うりこみ

デジタル大辞泉

うり‐こみ【売（り）込み】

読み方：うりこみ

１ 売り込むこと。「—を図る」「—合戦」

２ 信用取引で、さかんに売ること。また、株価がある一定の水準に落ち込むまで売りつづけること。

日本語活用形辞書

売込み、売り込み

読み方：うりこみ

マ行五段活用の動詞「売込む」「売り込む」の連用形である「売込み」「売り込み」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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隠語大辞典

売込

読み方：うりこみ，うりこむ

1. 悪事ヲナセシ者ヲ他人ニ告クルコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・東京府〕
2. 刑事其他警察官吏ノ歓心ヲ得ンガタメ、他人ノ不正行為ヲ密告スルヲ云フ。〔第四類　言語動作〕
3. 刑事其他警察官吏の歓心を得んがため、他人の不正行為を密告することをいふ。〔犯罪語〕
4. 犯罪語にて刑事其他警察官吏の歓心を得んがため、他人の不正行為を密告することをいふ。
5. 〔隠〕①犯罪語で刑事其他警察官吏の歓心を得ん為、他人の不正行為を密告すること。②一般に或る事件や他人の不正を密告して報酬を受けること。
6. 刑事や警察署へ他人の犯罪事実を密告することをいふ。
7. 刑事、其他の警察官吏の歓心を買わんが為他人の不正行為を密告するものを云ふ。
8. 密告する。横浜　強窃盗犯仲間。
9. 密告、ちくりともいう。〔一般犯罪〕
10. 仲間のやっていることを刑事等に密告することをいう。

分類 俗語、強窃盗犯仲間、東京府、犯罪、犯罪語

売込み

読み方：うりこみ

1. 刑事に知らすこと。長野　闇屋仲間。
2. ⑴〔犯〕警察官の歓心を得んがため、他人の不正行為を密告すること。⑵一般にある事件や他人の不正を密告して報酬を受けること。
3. 密告、ちくりともいう。〔一般犯罪〕
4. 密告。〔掏摸〕
5. 警官に知らせる。〔闇屋〕
6. 仲間のやっていることを刑事に密告すること。うるというのは、報酬をあてこんでのことだからである。〔香具師・不良〕
7. 密告。昔の密偵は「ねた」を持つてくると、幾らか貰えたところから。〔盗〕

分類 掏摸、犯罪、犯罪者、盗／犯罪、闇屋仲間、香具師、香具師／不良

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