うやむや

デジタル大辞泉

うや‐むや【有^×耶無^×耶】

読み方：うやむや

［名・形動］

１ 《有るか無いかの意から》物事がどうなのかはっきりしないこと。また、そのさま。あいまいなさま。「責任を—にする」「そんな—な結論では困る」

２ 思いわずらって胸がすっきりしないこと。またそのさま。

「憎くむが本義か、捨つるが道か、と許(ばかり)迷って判断の胸—に成る時」〈一葉・うもれ木〉

ウィキペディア

うやむや

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/15 07:32 UTC 版)

• 一青窈のアルバム「一青想」収録曲。
• SixTONESのアルバム「1ST」の通常盤収録曲。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

うやむや

出典:『Wiktionary』 (2020/10/17 11:32 UTC 版)

形容動詞

有耶無耶（うやむや）

1. 曖昧ではっきりとしていない様子。
   • 生きてあらんほどの自覚に、生きて受くべき有耶無耶の累を捨てたるは、雲の岫を出で、空の朝な夕なを変わると同じく、すべての拘泥を超絶したる活気である。（夏目漱石『虞美人草』）
   • 結局、若者たちと太田の話し合いはうやむやに終わってしまった。（澤西祐典『湯けむり』）

活用

ダ型活用

有耶無耶-だ

語源

• 「もやもや」などと同様のオノマトペに対する当て字か。漢文の「有りか無しか」の音読という説は付会と考えられる。

Weblio日本語例文用例辞書

「うやむや」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちはその話をうやむやにしてはいけない。
• 労使間の話し合いはうやむやに終わった。
• その問題をうやむやにしておくことはできない。
• 問題をうやむやにする.
• この問題はうやむやになってしまった.
• 事件はうやむやのうちに葬られた
• 事件はうやむやの裡に葬られた
• 裁判はうやむやの裡に済んでしまった
• 事実をうやむやにしてしまった
• 事実はうやむやになってしまった
• 提案や要求を処置せずにおきうやむやにすること