三省堂 大辞林 |
うちは・う ―はふ 【打ち▽延ふ】
(1)長く伸ばす。長々と延べわたす。
「栲(たく)縄の千尋(ちひろ)縄―・へ釣為し海人の/古事記(上訓)」
(2)ずっといつまでも続く。長期にわたる。
「―・へて思ひし小野は/万葉 3272」
「うちはう」の用例一覧
北大路魯山人 胡瓜 (青空文庫)
うたん形のものはまずい。総じてよいきゅうりは形が平均している。真盛りになると、大きくなっても種がないうちはうまいが、種ができるように成長してしまっては落第である。一般に、温室など利用して作った小さなきゅうり、俗に 初物...
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寺田寅彦 自画像 (青空文庫)
手近な盆栽や菓子やコップなどと手当たり次第にかいてみた。始めのうちはうまいのかまずいのかそんな事はまるで問題にならなかった。そういう比較的な言葉に意味があろうはずはなかった。画家の数は幾万人あっても自分は一人しかいないのであった。 思う...
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種田山頭火 行乞記 三八九日記 (青空文庫)
寒う晴れてくるデパートの窓も ・いちりんのその水仙もしぼんだ 尿する月かくす雲のはやさよ 寒月の捨犬が鳴きつゞける 一月八日 朝のうちはうらゝかな晴れだつたが、午後は曇つた。 今朝は嫌な事と嬉しい事とがあつた、その...
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