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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

うずら うづら 0鶉】

(1)キジ目キジ科小鳥体長15センチメートルほど。地味な黄褐色一面に縦斑があるユーラシア分布し、日本では北海道本州草原繁殖冬期暖地に渡る。飼いウズラは肉・卵用に飼育・繁殖させたもの。[季]秋。

(2)鶉籠の形に似ているので〕昔の芝居小屋で、上下二段ある桟敷の下の段の称。
(3)鶉豆」の略。


食品成分データベース

文部科学省文部科学省

隠語大辞典

皓星社皓星社

読み方:うずら

  1. ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大分県
  2. 粟飯。〔第六類 器具食物
  3. 粟飯を云ふ。
  4. 粟飯のこと。

分類 大分県


読み方:うずら

  1. 芝居の下桟敷
  2. 芝居の下桟敷のことをいふ。屋根が低く鶉篭如くであるから。〔役者語〕
  3. 芝居の下桟敷のこと。屋根が低く鶉篭(うづらかご)のやうであるから。〔歌舞伎
  4. 劇場高土間の後のマス
  5. 東西二階桟敷の下、従つて花道仮花道東西両壁の間のこと。昔は此処に格子がはまる構造になつてゐたので、此の名称が残る。多く俳優身内や、縁故関係者等が、席をとる。
  6. 芝居の下桟敷を云ふ。屋根が低く、鵜篭に似たるより。
  7. 芝居の下桟敷のこと、屋根が低く鶉篭のようであるから
  8. 芝居の下桟敷のこと。屋根が低く鶉篭のようだからである。〔芸能俳優)〕

分類 俳優役者役者語、東京芸能歌舞伎演劇

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


ウィキペディア

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ウズラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/12 16:35 UTC 版)

(うずら から転送)

ウズラ
ウズラ
ウズラ Coturnix japonica
保全状況評価[a 1]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 NT.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ目 Galliformes
: キジ科 Phasianidae
: ウズラ属 Coturnix
: ウズラ C. japonica
学名
Coturnix japonica
Temminck & Schlegel, 1849
和名
ウズラ
英名
Japanese quail

ウズラ(鶉[1]Coturnix japonica)は、鳥綱キジ目キジ科ウズラ属に分類される鳥類。

目次

分布

中華人民共和国北東部、日本(主に本州中部以北)、モンゴル東部、朝鮮半島シベリア南部などで繁殖し、冬季になると中華人民共和国南部、日本(本州中部以南)、東南アジアなどへ南下し越冬する[2][3][4][5]

形態

全長20センチメートル[3][5]。翼長9.1-10.4センチメートル[4]。上面の羽衣は淡褐色[4][5]

繁殖期のオスは顔や喉、体側面の羽衣が赤褐色[4][5]。冬季になると羽衣が淡色がかる[5]

生態

草原農耕地などに生息する[3]。秋季から冬季にかけて5-50羽の小規模から中規模の群れを形成することもある[2]。和名は「蹲る(うずくまる)」「埋る(うずる)」のウズに接尾語「ら」を付け加えたものとする説がある[1]

食性は雑食で、種子昆虫などを食べる[2]

繁殖形態は卵生。配偶様式は一夫一妻[2][3]。5-10月に植物の根元や地面の窪みに枯れ草を敷いた巣に、7-12個の卵を産む[2][3]。メスのみが抱卵し、抱卵期間は16-21日[2][3]。雛は孵化してから20日で飛翔できるようになり、1-2か月で独立する[3]。生後1年以内に性成熟する[3]

人間との関係

古くから歌に詠まれ、古事記万葉集などにも本種のことを詠んだ歌がある[1][2]

狩猟の対象とされることもある[2]。日本では鳥獣保護法における狩猟鳥獣だが、1975年から2004年現在では1日あたり1人5羽までの狩猟制限がある[2]1989年に石川県と岩手県、2002年に京都府で本種の狩猟が禁止されている[2]

食用とされることもある[2]。日本では平安時代に本種の調理法を記した書物がある[2]。調理法として水炊き、焼き鳥、肉団子などがあり、雑煮の出汁に用いられることもある[2]。採卵用の養殖は明治時代から始まり、第二次世界大戦などにより壊滅的な状況に陥ったものの、愛知県豊橋市を中心(日本の飼養羽数のうち約65%を占める)に養殖がおこなわれている[2]

ペットとして飼育されることもある。日本では室町時代には籠を用いて本種を飼育されていたとされる[2]。江戸時代には武士の間で鳴き声を競い合う「鶉合わせ」が行われ、慶長期から寛永にかけてをピークに大正時代まで行われた[2]。一方で鳴き声を日本語に置き換えた表現(聞きなし)として「御吉兆」などがあり、珍重されうこともあった[2]。飼育スペースを取らないこと、世代交代が早いことから実験動物として用いられることもある[2]

開発による生息地の破壊、乱獲などにより生息数は減少している[2]

準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト[a 2]

Status jenv NT.png


家禽

生後60日ほどで成熟し、オスは精肉用、メスは採卵用となる他、鳴き声がきれいなことからペットとしての飼育もある。人に慣れた個体は後ろからヒョコヒョコ着いてくる様が愛らしく人気がある。

ウズラの卵には褐色のまだら模様があるが、卵殻の生成過程で炭酸カルシウムを分泌するとき、個体ごとに決まった模様がつく。そのため1羽のメスが産む卵はほとんど同じ模様をしている。

なお、雛が「シマドリ」「姫ウズラ」等と称され、露店で売られる光景も見られた。 スーパーなどで販売されているウズラの卵には僅かな確率で有精卵が混じっており、保温によって孵化を成功させた例があるが今は可能性は限りなく低い[a 3]

2009年2月27日には、愛知県豊橋市の約32万羽を飼育する農家で鳥インフルエンザウイルス(日本初となるH7亜型)が確認された[a 4]。一帯は有数の生産地のため、供給に影響が出る可能性が報じられている[a 5]

2007年に環境省はウズラを5年間捕獲禁止にする方針を固めた。同省は今後、公聴会や審議会での同意を得たうえで、早くて5月には省令を改正しウズラの捕獲を禁止する予定である[a 6]

画像


[ヘルプ]
  1. ^ a b c 安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社2008年、52頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 奥山正樹 「狩猟鳥ウズラ Coturnix japonica の現状」『山階鳥類学雑誌』Vol.35 No.2、山階鳥類研究所2004年、189-202頁。
  3. ^ a b c d e f g h 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥類I』、平凡社1986年、184頁。
  4. ^ a b c d 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、86-87頁。
  5. ^ a b c d e 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、186頁。


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漢字辞典

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