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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

うし 0丑】

(1)十二支第二番目。年・日時刻方位などにあてる。

(2)時刻の名。今の午前二時頃。また、午前一時から三時。または、午前二時から四時までの間。丑の刻丑の時
(3)方角の名。北から東へ三〇度の方角

うし 1 【〈大人〉】

(1)貴人富者などを敬っていう語。
太子に啓して曰く、―何ぞ憂へますこと甚しき/日本書紀履中訓)」

(2)師や学者または先人尊敬していう語。
今茲(ここ)開け梅暦為永―の吉書始めにして/人情本梅児誉美(後)」

うし 0 【牛】


うし 【雨師】

の神。つかさどる神。
「―道を清め風伯塵を払ふ/太平記 11

うし 1齲歯】

正しくは「くし」〕むしば。

う・し 【憂し】

(形ク)

⇒うい



歯科用語

歯イタッ!でどっとこむ歯イタッ!でどっとこむ

う歯(うし)

虫歯のこと。


馬の用語事典

JRA競走馬総合研究所JRA競走馬総合研究所

齲歯

読み方:うし
【英】:dental caries

歯のエナメル質象牙質侵食する疾患をいい、いわゆる虫歯のことを指す。歯が質的にもともと弱い馬や、裂歯、不良飼料給与などが原因となる。口腔常在菌食物によって産生された酸によって生じる歯質脱灰現象といわれている。エナメル質形成不全は齲歯になり易く、成馬でも飼料原因体質アルカリ化腎臓病および妊娠などの場合はなり易い。症状としては、食餌咀嚼困難、よだれの流出などで、進行すれば歯槽骨膜炎を併発歯瘻にいたる。治療として抜歯歯垢除去などを行う。 同義語虫歯(むしば;俗) 


隠語大辞典

皓星社皓星社

うし

  1. 牛。水牛の角にて製したる張形。昔禁裏大奥御殿女中長局の類が盛んに用ひし男茎形淫具異名。「張形参照。「くらやみへ牛を引込む長局」「長局お馬がすむと牛を出し」「長局馬のやうなが牛で出来」「大原女と局は牛をよく使ひ」「牛は牛づれしてやつてして貰ひ」「お局牛の涎をたらすなり」「水牛でしたのは疵にならぬなり」「牛の角男妾にさまをかへ」「牛の角に暇をくれて縁につき」「長局牛馬の道にくらからず」「長局牛角勝負ばかりする」。

ウシ

読み方:うし

  1. 銭箱ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・石川県

分類 石川県


読み方:うし

  1. 1 揚弓大弓にて銭を賭する時の百の隠語。2 睡眠をいふ、常習犯人の隠語
  2. 遊廓にて牛太のことを略して牛といふ。又相場語にては、自分の必要でない証券を買ふ人をいふ。牛は常に寝て居るから、証券を唯寝させて置くといふ意味からいつたものであらふ。〔花柳語〕
  3. 遊廓にて牛太のことを略して牛といふ。又相場語にては、自分の必要でない証券を買ふ人をいふ。牛は常に寝て居るから、証券を唯寝させて置くといふ意味からいつたものであらふ。
  4. 〔隠〕①遊廓にて牛太郎略語。②相場語では自分の必要でない証券を買ふ人を云ふ。牛は常に寝て居るので、証券を唯寝させて置くといふ意味からである。③犯罪語では熟睡のこと。牛はよく寝るからである。④水牛の角で造つた張形
  5. 揚弓、大弓の際百文賭くるを云ふ。又熟睡するを云ふ。花柳界では牛太郎(技夫太郎)の事を云ふ。又水牛の角で造つた張形を云ふ。
  6. 遊廓牛太郎略語。⑵〔取〕必要でない証券を買う人のこと、牛は暇があると臥ているので証券をただ寝させて置くという意。⑶〔犯〕熟睡のこと、これも牛はよく寝るからの意。
  7. 熟睡すること。②花柳界では牛太郎のこと。③揚弓、大弓の際百文賭けることをいう。

分類 取引所犯罪者花柳界犯罪相場花柳界相場犯罪花柳語/相場


読み方:うし

  1. 熟睡。〔第四類 言語動作
  2. 熟睡のことをいふ。牛はよく寝るから。〔犯罪語〕
  3. 犯罪語にて熟睡のことをいふ。牛はよく寝るから。
  4. 熟睡のこと。前橋
  5. 熟睡。〔一般犯罪
  6. 熟睡。〔掏摸

分類 掏摸犯罪犯罪


読み方:うし

  1. 遊廓妓夫太郎(ぎうたろう)のことを略していう。〔花柳界

分類 花柳界

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


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ウシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/23 12:10 UTC 版)

(うし から転送)

ウシ
Koe zijaanzicht 2.JPG
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目(偶蹄目)Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目(反芻亜目) Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ウシ亜科 Bovinae
: ウシ族 Bovini
: ウシ属 Bos
: オーロックス B.primigenius
亜種 : ウシ B. taurus
学名
Bos taurus
英名
Cattle

ウシ)は、哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ウシ亜科動物。野生のオーロックス(絶滅)をもとにして、新石器時代西アジア家畜化されたと考えられる。

家畜化の過程で、世界各地でさまざまな品種が生じて、姿形もかなり異なるようになった。この点は、家畜化されたイヌと同様である。

「ウシ」は、狭義では特に(種レベルで)家畜種のウシ(学名:Bos taurus「ボース・タウルス」 を指す。一方、やや広義では、ウシ属 Bosバンテンなどの野生牛を含む)の総称となる。さらに広義では、ウシ亜科(反芻亜目) Bovinae の総称となる。すなわち、アフリカスイギュウ属、アジアスイギュウ属、ウシ属、バイソン属などを指す。

以下ではこのうち、家畜ウシについて解説する。ウシと比較的近縁の動物としては、同じウシ亜目(反芻亜目)にキリン類やシカ類、また、同じウシ科の仲間としてはヤギ類、レイヨウ類などがある。

2008年の国際連合食糧農業機関の統計によると、世界全体では13億5000万頭のウシが飼育されていると見積もられている[1]

目次

呼称

ウシは、伝統的には牛肉食文化が存在しなかった地域においては単一語(例えば、漢字文化圏においては「」、ないし十二支の配分である「」(うし))で総称されてきた。これに対し、古くから牛肉食や酪農を目的とする家畜としての飼育文化放牧が長くおこなわれてきた西洋地域(例えば、おもに英語文化圏など商業的牛肉畜産業が盛んな地域)においては、ウシの諸条件によって多種多様な呼称をもつ傾向がある。

近来では、西洋的食文化のグローバル化により、宗教的な理由によって牛肉食が禁忌とされている地域を除いては牛肉食文化が世界的に拡散普及しており、特に商業畜産的要因から、現代の畜産・肥育・流通現場においては世界各地で下記のような細分化された呼称が用いられる傾向がある。

性別・年齢による呼称

  • 雄牛」「牡牛」(おうし、《英》bull ブル)
オスの成牛のこと。
  • 雌牛」「牝牛」(めうし、《英》cow カウ)
メスの成牛のこと。
  • 子牛」「仔牛」(こうし、《英》calf カーフ)
未成熟牛のこと。生後およそ120日以内~360日以内までの個体を指すことが多い。
その肉は、仔牛肉(《英》veal ヴィール、《仏》veau ヴォー)として柔らかい食感が好まれ、さまざまな料理の食材として用いられるほか、特にフランス料理においては、その肉のブイヨン出汁)がフォン・ド・ヴォーとして重用される。
その皮は、その良く馴染むしなやかさから、「カーフ・スキン」としてカバン手帳財布など多様な皮製品に好んで用いられる。

飼育上の条件による呼称

畜産業界ないし肥育業界、ないし牛肉産品を流通・販売する業界などにおいては、さらに多様に表現されている。

  • 畜牛」(ちくぎゅう、《英》cattle キャトル)
畜産用途に肥育されるウシ全般のこと。家畜牛。
  • 去勢牛」(きょせいぎゅう)
人工的に去勢されたウシのこと。食肉を目的として肥育されるにあたっては、雌雄とも去勢されることが多い。荷車牽引などの用務牛用途を目的としてオス牛を用いる場合にも、精神的な荒さや発情を削ぐために去勢されるケースがよく見られる。
  • 《英》ox (オックス、複数形 oxen オックスン) - オスの去勢牛のこと。
  • 《英》steer(スティーア) - メスの去勢牛のこと。
  • 乳牛」(にゅうぎゅう、《英》dairy cattle デイリーキャトル)
搾乳目的で飼育されるウシのこと。
※ 英語の dairy cattle には、発乳するメスそのものに加え、メスが発乳する条件である妊娠をさせるための種牡牛、妊娠した母牛の発乳を促進させるために乳頭をしゃぶらせる仔牛まで含めて広義に定義する場合もある。
  • 未経産牛」(みけいさんぎゅう、《英》heifer ヘイファー)
妊娠ないし出産を経験していないメス牛のこと。
乳牛用途・肉牛用途ともに高価で取引される。
  • 経産牛」(けいさんぎゅう、《英》delivered cow デリバードカウ )
すでに出産経験のあるメス牛のこと。
肉牛として出荷する場合には、未経産牛に比較して安価で取引される。

日本語の方言・民俗

  • 日本の東北地方ではウシを「べこ」と呼ぶ。これは、犬を「わんこ」、猫を「にゃんこ」と呼ぶように、牛の鳴き声(べー)に、「こ」をつけたことによる。地方によっては「べご」、「べごっこ」とも呼ばれる。ただし、日本における牛の鳴き声を表す擬音語でもっとも一般的なものは「モー」である。
  • 柳田国男によれば、日本語では牡牛が「ことひ」牝牛が「おなめ」であった。また、九州の一部ではシシ即ち食肉とされていたらしく、「タジシ(田鹿)」と呼ばれていた[2]

生態・形態上の特徴

ウシは4つのをもち、一度飲み込んだ食べ物を胃から口中に戻して再び噛む「反芻(はんすう)」をする反芻動物の1つである。実際には第4胃のみが本来の胃で胃液が分泌される。第1胃から第3胃までは食道が変化したものであるが、草の繊維を分解する細菌類、原虫類が常在し、繊維の消化を助ける。動物性タンパク質として細菌類、原虫類も消化される。ウシのは、雄牛の場合は上顎に12本、下顎に20本で、上顎の切歯(前歯)は無い。そのため、草を食べる時には長い舌で巻き取って口に運ぶ。鼻には、個体ごとに異なる鼻紋があり、個体の識別に利用される。


  1. ^ 牛の飼育頭数〔2008年〕”. 帝国書院. 2010年7月25日閲覧。
  2. ^ 柳田国男 『定本 柳田国男集』 第1巻 筑摩書房 258頁
  3. ^ 社団法人 三重県畜産協会 参照
  4. ^ a b c d 社団法人 畜産技術協会調査
  5. ^ 農林綜合研究センター 参照
  6. ^ 社団法人 山形県畜産協会 参照
  7. ^ 酪農家 中洞正著書「黒い牛乳」より抜粋
  8. ^ 東北大学大学院農学研究科 佐藤衆介教授らによる調査
  9. ^ 山梨県農業共済組合連合会HP参照


「ウシ」の続きの解説一覧


漢字辞典

出典:漢字辞典



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