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いまだ見ぬ人

原題:Les Yeux de L'amour
製作国:フランス
製作年:1960
配給:新外映
スタッフ
監督:Denys de la Patelliere(1) ドニス・ド・ラ・パテリエール
原作:Jacques Antoine ジャック・アントワーヌ
脚色:Roland Laudenbach ローラン・ローダンバック

Denys de la Patelliere(1) ドニス・ド・ラ・パテリエール
台詞:Michel Audiard ミシェル・オーディアール
撮影:Pierre Petit ピエール・プティ
音楽:Maurice Thiriet モーリス・ティリエ
美術:Paul Louis Boutie ポール・ルイ・ブティエ
キャスト(役名
Danielle Darrieux ダニエル・ダリュー (Jeanne
Jean Claude Brialy ジャン・クロード・ブリアリ (Pierre
Francoise Rosay(1) フランソワーズ・ロゼー (Mme Moncatel)
Bernard Blier ベルナール・ブリエ (Doc. Andrieux)
Eva Damien  (Denise)
Andre Reybaz  (Le Cur\8f\a1\a5
Louis Seigner ルイ・セニエ (Le Chirurgien)
解説
実話もとづき第二次大戦末期フランス農村舞台に、ゲシュタポから逃れ盲目青年と、年上の女の恋を描いたものジャック・アントワーヌの『真実物語』を、「非情」のドニス・ド・ラ・パテリエール監督ローラン・ローダンバック脚色した。撮影ピエール・プティ音楽モーリス・ティリエ出演は「狂った夜」のジャン・クロード・ブリアリ、「自殺への契約書」のダニエル・ダリューのほか、フランソワーズ・ロゼーベルナール・ブリエら。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
ジャンヌダニエル・ダリュー)はとうに婚期を過ぎていた。リューマチ病む母モンカテル夫人フランソワーズ・ロゼー)と女中三人暮し田舎邸で、彼女の顔はもう微笑忘れてしまっていた。母親は娘を見る毎に、馬鹿だ、みにくい娘だと罵った。ジャンヌもいつか自分をそう信じ込んでしまった。戦争末期に近かった。戦火はこの地方には及ばず、この淋しい家には何の変化もなかった。−−ある夜、ジャンヌは邸の近く倒れている一人若者を見つけ邸にかくまった。彼、ピエールジャン・クロード・ブリアリ)はゲシュタポ逮捕され護送途中逃れたが、事故両眼失明していた。母にかくれて必死看護するジャンヌにとって、ピエール初めて接する若い男だった。青年ジャンヌ愛した。醜いと信じているジャンヌにとって盲目青年の愛はむしろ幸福だった。そして恋はジャンヌをいつか明る美しジャンヌにした。戦争は終った。口汚く罵る母を後にして、二人パリに出た。ささやかな幸福な毎日がつづいた。ピエールの目が角膜移植によって再び見えるようになると知った時、ジャンヌの心は動いた。ピエールの目が開けば、二人の恋は終ろう。しかし若者前途を、せっかく開かれる前途を、年上の女道連れにしてはならない手術成功した。数週間後にピエール退院した時、ジャンヌは姿を消していた。ジャンヌのいない人生ピエールにとって盲目人生より暗かった。田舎邸を訪ねた彼はドニーズから、ジャンヌパリ郊外会社タイピストとして働いていることを知った。夕方サン・ラザール駅に立ってピエールジャンヌ待った。−−あの人は私の顔を知らないのだ−−ジャンヌ無言のまま彼の前を通り過ぎようとした。その時ピエールの声がはっきり彼女を呼びとめた。「ジャンヌ!」





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