三省堂 大辞林 |
いとしも
〔「し」「も」は強意の助詞〕
(1)非常に。はなはだしく。
「―みだれまさる恋かな/敦忠集」
(2)(下に打ち消しを伴って)それほどは。大して。
「やうやうめなれて―うとみきこえ給はず/源氏(常夏)」
» (成句)いとしもなし
品詞の分類
「いとしも」の用例一覧
枕草子/第二十二段 (Wikisource)
取り返して、「あな、いと験なしや」とうち言ひて、額より上ざまにさくり上げ、あくびおのれよりうちして、寄り臥しぬる。 いみじうねぶたしと思ふに、いとしもおぼえぬ人の、押し起こして、せめてもの言ふこそ、いみ...
ja.wikisource.org/wiki/枕草子/第二十二段
石川啄木 一握の砂 (青空文庫)
( いや ) しさ 厭 ( いと ) ふなかれ 餓 ( う ) ゑたる時は我も 爾 ( しか ) りき 新しきインクのにほひ 栓 ( せん ) 抜 ( ぬ ) けば 餓ゑたる腹に 沁 ( し ) むがかなしも...
www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/816_15786.html
宇治拾遺物語 (Wikisource)
くよみたり。 たゞし。 けれ。 けり。 けるなどいふ事はいとしもなきこと葉なり。 それはさることにて花こそという文字こそめのわらはなどの名にし*つべけれとていともほめられざりければ。 ことばずくなにてたちて。 侍ど...
ja.wikisource.org/wiki/宇治拾遺物語
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