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石油/天然ガス用語辞典

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逸泥

読み方: いつでい
【英】: lost circulation / lost return
同義語: lost return  

一般的に坑井内の泥水が、地層中の空洞割れ目または粒子が粗く、浸透性の高い地層中に失われる現象をいい、坑内送り込んだ泥水量の一部または全量が返ってこなくなった状態をいう。
逸泥は、地層中の空洞割れ目または浸透性の高い地層において、地層与え泥水圧力地層破砕圧力よりも大きいときに発生する。逸泥の原因は、人為的原因地質固有原因とに大別され、逸泥の規模は、逸泥量から、(1) 軽い逸泥:逸泥量が 2kL/h 以下のもの、(2) 部分逸泥:逸泥量が 2~100kL/h のもので一部泥水地表まで戻ってくるもの、(3) 全量逸泥:坑井内の泥水液面地表より低下し、循環不能となるもの、に分類される。逸泥は、その状況により、坑壁の崩壊掘り管抑留あるいは噴出などを引き起こし二重の坑内トラブルとなることもあり、坑内作業中に発生するトラブルのうち最も面倒で、掘削費の増大もたらすものの一つである。古くから、いろいろな対策が講じられてきたが、逸泥の絶対的予防法解決策はない。






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