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いつか来た道

原題:
製作国:日本
製作年:1959
配給:
スタッフ
監督:島耕二 シマコウジ
製作:武田一義 タケダカズヨシ
脚本:長谷川公之 ハセガワキミユキ

島耕二 シマコウジ
撮影:小原譲治 オバラジョウジ
音楽:大森盛太郎 オオモリセイタロウ
美術:後藤岱二郎 ゴトウタイジロウ
録音:長谷川光雄 ハセガワミツオ
照明:久保田行一 クボタコウイチ
キャスト(役名
山本富士子 ヤマモトフジコ (池田さや)
和波孝禧  (弟稔)
黒岩かをる クロイワカヲル (妹みよ)
小川虎之助 オガワトラノスケ (祖父源太郎)
小林勝彦 コバヤシカツヒコ (小倉二郎
片山明彦 カタヤマアキヒコ (野口時男
見明凡太朗 ミアケボンタロウ (井上医師
北原義郎 キタハラヨシロウ (市川
杉田康 スギタコウ (楽友会委員A)
中条静夫 チュウジョウシズオ (楽友会委員B)
酒井三郎 サカイサブロウ (楽友会委員C)
袴光男 ハカマミツオ (楽友会委員D)
花野富夫 ハナノトミオ (楽友会委員E)
南左斗子 ミナミサトコ (楽友会女子委員A)
井上信彦 イノウエノブヒコ (新聞記者
中田勉  (郵便配達
小杉光史 コスギコウジ (作男
八潮悠子 ヤシオユウコ (野口の妻清子
夏木章 ナツキショウ (キャメラマン
渡辺久雄 ワタナベヒサオ (葡萄組合青年部員
伊東光一 イトウコウイチ (プロモーター
若松健 ワカマツケン (進行係
若林祥二  (アナウンサー
大山健二 オオヤマケンジ (音楽学校長)
白井玲子 シライレイコ (看護婦
此木透  (交通公社庶務課長
ワルター・タウチニッキ  (ウィーン少年合唱団団長
ベルダ・鰐淵 ベルダワニブチ (通訳
シュタットマン・ボルフガング  (ヨハン少年
解説
ウィーン少年合唱団二度目の来日記念して製作された音楽映画で、「女の教室」の共同執筆者長谷川公之島耕二オリジナル・シナリオを、「細雪(1959)」のコンビ島耕二監督し、小原譲治撮影した。ウィーン少年合唱団出演している。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
池田さやは甲府市外で葡萄園経営している。両親を失って以来祖父と弟・稔、妹・みよたちの母がわりで生きてきた。稔は身体障害者だった。生きる自信与えたいと、さやは彼に有名な音楽教室バイオリンを習わせた。音楽家を志した父の遺志もあった。点字楽譜を作ったりした彼女の努力はむくわれ、稔は腕を上げていった。さやには二人理解者がいた。市役所観光課につとめる実直な青年小倉と、葡萄酒社の若主人野口である。−−ある日、稔はみよと兄妹げんかをした。みよが亡父バイオリンにさわったからだ。彼女が野口バイオリン習い始めたのを知らなかった。さやは配水場の中で無心に弓を動かす妹を見つけた。みよはさやの愛情が兄だけに注がれるのが淋しかったのだ。さやは稔に気をかねて、みよのバイオリンをやめさせようとした。が、稔はぼくと競争でやろうと、喜んで合奏したのだ。−−オーストリアから一枚絵はがきが届いた。稔のペンフレンドの、ウィーン少年合唱団ヨハン君が来日すると報せてきたのだ。が、その直後、稔は高熱におそわれ、急性白血病診断された。生命時間の問題だった。−−一年前に少年合唱団来日したとき、稔はその合唱感動し、小倉通じてヨハン君とペンフレンドになった。さやは弟のために合唱団羽田出迎えた。弟が生きているうちに、もう一度合唱をきかしてやりたかった。が、スケージュールはつまってい、甲府公演早めるわけにはいかなかった。日取り早い静岡公演甲府さしかえるほか、稔の生きてるうち間に合う手段はないのだ。この不可能に近いことを、さやは実現させようとした。合唱団放送局協力した。団員輸送には、両県の交通公社一役買った。甲府公演実現し、合唱団病床の稔のために歌った。稔は自分バイオリン用に作曲した“この道”を弾いてきかせたかったと残念がった。そのまま、彼は息をひきとった。−−公会堂で、合唱団は稔の作曲をみよの伴奏合唱したいと申し出た。演奏するみよの姿が、舞台の袖でみつめるさやには、涙のゆえか、どうしても死んだ弟に見えてしかたがなかった。





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