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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

いっぽん 1 【一本】

(1)鉛筆・棒・瓶など細長いものの数え方で、一つ。また、本・手紙・電話などについてもいう。

→ほん(本)
(2)剣道で、決まり手となる一撃通常二本先取すると勝ち。柔道では、技が完全にかかること。一本先取すると勝ち。
「―取る」
一本勝ち
(3)議論勝負などで、相手へこますこと。
「これは―取られた」
(4)一人前。特に、芸妓についていう。
「―になる」「―立ち」
(5) (ア)書籍一冊。
(イ)異本がたくさんある時、その中の)ある本。
「―に曰(いわ)く」
(6)酒を入れた徳利一本。
「―つける」
(7)一つ方向。一まとまりひとすじ
志望校を―にしぼる」「歌―で進む」
(8)千円または一万円をいう俗語古く百両
(9)一文銭または四文銭銭差(ぜにさし)一つのこと。銭百枚で一本とする。
「弐(にし)と―/滑稽本浮世風呂 2」
(10)同類仲間。ぐる。
「おのれが弟の伝三郎今迄おのれら―と思ひしに/浄瑠璃卯月の紅葉(上)」
» (成句)一本さす
» (成句)一本参る

ひともと 2 【一本】

(1)や木などのいっぽん。一株
「―の百合の花

(2)木やが一本だけ離れてあること。
「わが宿の―春くれば/堀河百首
(3)器具などの一基。
灯台―して給はらん/栄花(御裳着)」

いっぽん 0 【一品】

(1)律令制で、親王位階第一位

品位(ほんい)
(2)経巻中の一章。
(3)極楽浄土段階九つ分けたうちの一つ
九品(くほん)
「一本」に似た言葉
一条  一方    一筋



隠語大辞典

皓星社皓星社

一本

読み方:いっぽん,いつぽん

  1. 1 半玉に対し一人前芸者をいふ。 2 いつぽんぐま(一本隈)の略、俳優の顔の隈取り一種
  2. 半玉から一人前芸者になること 一本は線香一本をもつて時間計り一人前玉代がとれるところから。〔花〕 ②ヘロイン五瓦の包装 取引単位。〔覚〕
  3. 百円又は千円をいう。又花柳界では水揚した芸者のことをいう。

分類 花/覚/風俗犯罪


一本

読み方:いっぽん

  1. 金額百円又ハ千円ノ意。〔第七類 雑纂
  2. 一口といふこと。〔相場語〕
  3. 金額壹円、十円百円、又は千円のことをいふ。〔犯罪語〕
  4. 百円又は千円を云ふ。
  5. スリツタ金品一個呼称ス。
  6. 一回一つ或いは百円千円もいう。〔一般犯罪
  7. 百円、又は千円。〔掏摸

分類 掏摸犯罪犯罪語、相場


一本

読み方:いっぽん

  1. 門戸ニ施シタル閂。〔第五類 一般建物

一本

読み方:いっぽん

  1. 水揚すまして一人前になつた芸者のことをいふ。みづあげの条を参照せよ。〔花柳語〕
  2. 半玉から一人前芸者になつたもののこと。〔花柳界
  3. 一人前になつた芸者。「半玉」に対す言葉
  4. 芸妓。又『寝子(ねこ)』に作る、但し売人間に於ては之等の異名使用せず専ら芸者衆(げいしやしゆ)』と称するを常とす。をんちまをしやま、ぎ、きつね、げいしう、さんしらう、しやも、しげま、しやけ、しやべいしんげえるちんすけ、ちやつた、ちんふり、つま、つよぎ、どぼ、どてつ、ともきち、びー、びるまるひようさいやあちやん、等は何れも其の隠語なり。上は丸山総監所謂神聖な芸妓』より下は一回一錠の円タク連に至るまで妓品頗る多し何れも七つ八つからイロハを習ひハの字忘れてイロばかりの徒。最近不良客の増加伴ひ之が撃退目的として新に腕力芸者進出する者あり自ら僭して講道館二段号す何ぞに類せざるの甚しきや、宜なり近時妓の三紘を張る者亦多く犬皮用ゆ著者如きは常に馬革造る所の皺を鳴してスパニツシユダンスを踊れり、か、か、はた馬か、希はくは読者採決に委せん。校書柳樽やなぎだる)に曰く。『くらやみを目ばかりあるくからす』。明治初年新聞に、芸者と呼んで告訴された記事が出てゐるが、示談にでもなつたものか判決文見当らぬ。
  5. 水揚すまして一人前になつた芸者のことをいふ。みづあげの条を参照せよ。
  6. 〔隠〕水揚すまして一人前になつた芸者のこと。
  7. 半玉から一人前芸者になつたもののことをいふ。
  8. 水揚げを済ました一人前芸者の事を云ふ。
  9. 花柳界用語。半玉から一人前芸者になつたもの。芸者花代は、今は大方時間制度であるが、昔は線香一本いくらと定められてゐたので、この「一本」といふところから出た言葉であらう。
  10. 水揚をすませて一人前になつた芸者のこと、玉代線香代)のことから出た語、「ミズアゲ」参照
  11. 水揚すまして一人前になった芸者のことをいう。〔花柳界
  12. 一人前芸者

分類 花柳界花柳界風俗花柳


一本

読み方:いっぽん

  1. 衣服枚数単位。〔第七類 雑纂
  2. 衣類枚数単位
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