焼酎・泡盛用語集 |
市房山(いちふさやま)
熊本県球磨地方と宮崎県との境に位置し、標高1,722mの分水嶺。球磨川の水源を擁する。球磨地方のほぼ全域から望まれ、かつ日の出はこの山からであり、郡民の畏敬する霊峰である。四合目に市房神社があり、お嶽(たけ)(岳)さんと愛称され、縁結びと武運の神として親しまれている。昔の球磨焼酎はその製法特性上、冬の寒冷期に仕込まれたため、市房山に雪がくると仕込みが始まった。そのため球磨焼酎には「房」「岳」をつけた銘柄が多い。旧暦三月一六日のお嶽さん詣(まい)りは郡内の若い男女が球磨焼酎を飲み、歌を歌いながら夜どおし歩いてお詣りをし、緑結びを祈る。
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