三省堂 大辞林 |
いちにん-まえ ―まへ 0 【一人前】
「寿司―」
(2) (ア)成人と同じ資格・能力があること。
「若いうちから―に働く」
(イ)所属する社会で、正規の構成員であると認められること。
(3)技芸などがその道の人間として通用するほどになっていること。
「―のコックになる」
〔(2)(3)には「―なことを言う」のように、形容動詞としての用法もある〕
ひとり-まえ ―まへ 0 【《一人》前】
「いちにんまえ」の用例一覧
夏目漱石 『東洋美術図譜』 (青空文庫)
は親の遺産を受け継いだ富ではなくって、他人の家へ養子に行って、知らぬものから得た財産である。自分に利用するのは養子の権利かも知れないが、こんなものの御蔭を蒙るのは 一人前 ( いちにんまえ ) の男としては気が 利 ( き ) かな...
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あらくれ (青空文庫)
は時々見かけた。一日かかって四十把(ぱ)の楮(かぞ)を漉(す)くのは、普通一人前(いちにんまえ)の極度の仕事であったが、おとらは働くとなると、それを八十把も漉くほどの働きものであった。そして人のいい夫を其方退(そっ...
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芥川龍之介 桃太郎 (青空文庫)
ない。鬼の子供は 一人前 ( いちにんまえ ) になると番人の雉を 噛 ( か ) み殺した上、たちまち鬼が島へ 逐電 ( ちくでん ) した。のみならず鬼が島に生き残った鬼は時々海を渡って来ては、桃太...
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