いちご中間母本農1号とは? わかりやすく解説

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いちご中間母本農1号【イチゴチュウカンボホンノウ1ゴウ】(野菜)

登録番号 第12062号
登録年月日 2004年 6月 4日
農林水産植物の種類 いちご
登録品種の名称及びその読み いちご中間母本農1号
 よみ:イチゴチュウカンボホンノウ1ゴウ
品種登録の有効期限 20 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 望月龍也、野口裕司曽根一純、森下昌三、沖村
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「アイベリー」の自殖3世系統に「とよのか」の自殖3世系統交配して育成されたものであり、果実は円錘形で極大果皮の色が明赤である中間本品種である。草姿は立性、勢はかなり強、草丈はかなり高、分げつ多少は中である。ランナー数はやや多、葉色濃緑葉の形状は平面葉数は中、葉柄太さは太である。果皮の色は明赤、果形は円錘、果実大きさ極大果肉色は赤、果心の色は白、果実光沢は中である。花の大きさは大、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄太さは太、花柄長はかなり長である。果実硬さは軟、無種子帯はほとんど無しそう果落ち込み落込み小、そう果数及び果実香りは中である。季性は一季成、開花始期及び成熟期はやや早、開花位置より上、花粉の耐高温性及び耐干性は中、休眠性はかなり短、可溶性固形物含量は高、酸度はやや低、日持ちは短、輸送性は低、うどんこ病抵抗性は弱である。「アイベリー」と比較して果皮の色が明赤であること、花柄長いこと等で、「とよのか」と比較して草姿が立性であること、果実大きいこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、平成2年野菜茶業試験場久留米支場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構福岡県久留米市)において、「アイベリー」の自殖3世系統に「とよのか」の自殖3世系統交配しその実生の中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し11年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである





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