いち‐ぎ【一儀】
いち‐ぎ【一義】
読み方:いちぎ
いち‐ぎ【一議】
一儀
読み方:いちぎ
- 男女の交会を云ふ。古書には一儀を行ふ、一儀に及ぶなど記せり。又寛永版の『昨日は今日の物語』には「ある者昼一ぎをくわだてんと思ひ…」「ある夫婦者一ぎをするたびに…」とあり。
- 一儀。交合。俚語。「昨日は今日の物語」に「或夫婦の者一儀する度毎にいふやうは」同「或る人昼一儀せんと企てしも」「難波鉦」六に「殊に一儀などの後は息くさくなる」。「吉原鑑」「いか程婬ぶん強きとて酒に深く酔ては一儀ならぬ物也」。「好色小柴垣」五「一儀のあつた明日昼時分迄あたまあがらず」。承応四年刊「桃源集」「一儀殊の外おすきなり」。明暦二年刊「まさりぐさ」に女郎を評して「一儀御好物」「一儀おほきなる御好物」とあり。又「女才学絵抄」に「女たとへ不器量なりとも男を靡かすること唯閨中の一儀にあり」と出づ。
- 交会。
- 男女の交遊のこと、第一のことがらという意。
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