いしへんとは? わかりやすく解説

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いし‐へん【石偏】

読み方:いしへん

漢字の偏の一。「砂」「砲」などの「石」の称。


石偏

読み方:いしへん,いしべん

  1. 砂糖ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・三重県
  2. 砂糖ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・和歌山県
  3. 砂糖ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・静岡県
  4. 砂糖ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・島根県
  5. 砂糖ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・岡山県
  6. 砂糖-〔名古屋地方〕。〔第六類 器具食物
  7. 砂糖。〔名古屋
  8. 砂糖。〔愛知

分類 三重県名古屋名古屋地方和歌山県岡山県島根県愛知静岡県

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石部

(いしへん から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 05:21 UTC 版)

康熙字典 214 部首
矢部 石部 示部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

石部せきぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では112番目に置かれる(5画の18番目、午集の18番目)。

概要

石部には「石」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「石」字は岩石を意味する。和訓の「いし」は専ら小さい岩石を指すが、「石」字は形の大小を限定しない。また引伸して石刻、医療用の石石)や石薬、戦争用の石つぶて、石製楽器(八音の一つ)などを意味する。また助数詞として使われ、容量の単位としては「斛(コク)」に通じて10を表し、重さの単位としては「担(タン)」に通じて120(現在の市制で「担」は100斤)を表す。なお助数詞として使われる時の発音は韓国ではそのまま「(セキ)」の字音が適用されているが、日本では「斛」の字音から「コク」とされ、現代中国では「」の字音から「タン (dàn)」とされる。

「石」字は字源としては、「厂」の部分が岩石の形を象る象形文字で、それに羨符「口」を加えでできた文字である[1][2][3]。『説文解字』では「口」をいしの象形として「厂」を崖と解釈しているが、甲骨文字の形を見ればわかるように、これは誤った分析である。

「石」は意符としては、岩石、石製品、鉱物(中国語では「礦物」)などに関する文字に含まれる。なお、現代中国語では、元素名は全て漢字一字で表記することができ、そのうち常温常圧固体非金属元素には、鉱石から派生して「石」を構成要素に持つ漢字が充てられる(例:)。

部首の通称

  • 日本:いし・いしへん
  • 中国:石字旁・石字底
  • 韓国:돌석부 (dol seok bu、いしの石部)
  • 英米:Radical Stone

部首字

例字

  • 1:、4:研・・砌・砒・、5:・砥・・破・(砲)、6:硅・𥒐、7:硯・硬・硝・硫・、8:・碎(砕)・碓・(碑9)・硼・碗、9:(磁)・碩・碧、10:確・磋・・磐・磊、11:磬・磚・磨、12:・礁、13:礎、14:礙(碍8)・礪(砺5)、15:礫・礬、19:、21:

脚注

  1. ^ 張世超; 孫凌安; 金国泰; 馬如森 (1996), 金文形義通解, 京都: 中文出版社, pp. 2342–3 
  2. ^ 季旭昇 (2014), 説文新証, 台北: 芸文印書館, p. 727, ISBN 978-957-520-168-5 
  3. ^ 林志強等 (2017), 《文源》評注, 北京: 中国社会科学出版社, pp. 326–7, ISBN 978-7-5203-0419-1 



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