いかず

デジタル大辞泉

いか‐ず

《動詞「い（行）く」の未然形＋打消しの助動詞「ず」から。近世上方語》

１ 人情や情趣を解さないこと。また、その人。無粋。

「この里の恋と情けと…をまろめし中にも、あんな—もありける」〈浮・好色盛衰記〉

２ 役に立たないこと。また、その物。無用。

「今迄手形箱にある—の古証文」〈浮・子息気質・二〉

３ 「いかず後家1」に同じ。

「皆、—の姉御を怖がり」〈浮・曲三味線・二〉

日本語活用形辞書

行かず、逝かず

読み方：いかず

カ行五段活用の動詞「行く」「逝く」の未然形である「行か」「逝か」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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生かず

読み方：いかず

【文語】カ行四段活用の動詞「生く」の未然形である「生か」に、打消の助動詞「ず」が付いた形。

終止形

生く  » 「生く」の意味を調べる

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「いかず」の例文・使い方・用例・文例

• なぜかうまくいかず、目下全戦全敗、「彼女いない歴＝自分の年齢」という寂しい生活を送っていました。
• メアリーは学校へいかずにすむようにと、病気のふりをした。
• 招待を断わることもいかず,とうとうパーティーに出席した.
• うまくいかずに
• うまくいかず困り果てる
• 気持ちがしっくりいかず互いに打ち解けないようであるさま
• 少年たちはシスター･アサンプタに仕返しをしようとするが，うまくいかず，気がつくと彼らは面倒なことに巻き込まれていく･･･。
• しかし，その取り組みはうまくいかず，被害が拡大し続けている。
• 通常，桜の木は増殖のために接ぎ木されるが，この方法は妙法桜にはうまくいかず，他の方法も成功しなかった。
• 錦織選手は後に「自分の作戦がうまくいかず，焦ってしまった。中断の前は完全に自分を見失っていた。」と話した。