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映画情報

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あの丘越えて

原題:
製作国:日本
製作年:1951
配給:松竹
スタッフ
監督:瑞穂春海 ミズホシュンカイ
製作:山口松太郎 ヤマグチマツタロウ
原作:菊田一夫 キクタカズオ
脚本:瑞穂春海 ミズホシュンカイ
撮影:厚田雄春 アツタユウハル
音楽:万城目正 マンジョウメタダシ
美術:熊田正雄 クマダマサオ
キャスト(役名
美空ひばり ミソラヒバリ (白濱萬里子)
鶴田浩二 ツルタコウジ (能代大助
新田實 ニッタミノル (白濱研一郎)
森川まさみ モリカワマサミ (妻朝子
河村黎吉 カワムラレイキチ (倉橋伍平)
飯田蝶子 イイダチョウコ (婆やあや)
坂本武 サカモトタケシ (大野
井川邦子 イガワクニコ (鹿島由技
北龍二 キタリュウジ (山崎
堺駿二 サカイシュンジ (艶歌師A)
解説
製作は「飛び出した若旦那」の山口松三郎で、雑誌キング所載菊田一夫原作から、同じく飛び出した若旦那」の瑞穂春海脚色監督に当り、「麦秋」の厚田雄春撮影受持っている。出演者は「ひばりの子守唄」の美空ひばり、「飛び出した若旦那」の鶴田浩二、「麦秋」の井川邦子のほかに森川まさみ河村黎吉飯田蝶子坂本武堺駿二などである。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
白濱研一郎は妻に死なれたとき、娘萬里子を婆やのあやにあずけた。萬里子は山の牧場すくすく大きくなって今年十三歳になったが、その間父研一郎は朝子を妻に迎え事業成功したので、萬里子を東京呼び戻すことになった。萬里子は婆や馴染深い牧場の馬たちに悲しい別れをつげ、自分家庭教師となるという大助迎えられて初めて父の家へ帰った。朝子実子にも及ばぬほど萬里子を可愛がってくれるので、野育ちの乱暴な動作田舎言葉学校で笑われながらも幸福であった。それに大好きな大助色々と相手をして教えてくれるので次第都会少女らしく美しくなった。朝子の父伍平は、萬里子を朝子実子思い込んで、頑固一徹な彼も無邪気萬里子を次第愛するようになっていた。しかし世の中はままならず、その頃から研一郎の事業が思わしくなくなりはじめた。伍平にその援助を頼んでいる折しも里子誕生日で、大助のすすめで萬里子が亡き母の作曲した歌を歌ったことから、萬里子が朝子実子でないことが伍平に知れ、彼をいどくおこらせた。萬里子は自分のために家が苦境におちたことを知ってひとり山へかえった。それは偶然あやの臨終に間に合った。一時怒り人々を傷つけたことを後悔し、やはり萬里子を可愛く思う伍平の提案で、みんなそろって萬里子を山へ迎えに来たのだった

あの丘越えて

原題:Over the Hill(1920)
製作国:アメリカ
製作年:1920
配給:岩藤思雪輸入
スタッフ
監督:Harry Millarde ハリー・ミラード
原作:Will Carleton ウィル・カールトン
脚本:Paul H. Sloane ポール・H・スローン
撮影:George Schneiderman ジョージ・シュナイダーマン

Harold Sintzenich 
キャスト(役名
Mary Carr メアリー・カー (Ma Benton)
William Welsh ウィリアム・ウェルチ (Dad Benton)
Sheridan Tansey  (Isac(as a boy))
Noel Tansey  (Isac(twenty years later))
Stephen Carr スティーブン・カー (Thomas(as boy))
John Dwyer ジョン・ドワイヤー (Thomas(twenty years later))
Jerry Devine ジェリー・デヴァイン (John(as a boy))
Johnnie Walker ジョニー・ウォーカー (John(twenty years later))
James Sheldon ジェームズ・シェルドン (Charles(as a boy))
Wallace Kay  (Charles(twenty years later))
Rosemary Carr  (Rebecca(as a child))
Phyllis Diller フィリス・ディラー (Rebecca(twenty years later))
May Beth Carr  (Susan(as a child))
Louella Carr  (Susan(twenty years later0)
Vivienne Osborne ヴィヴィエン・オスボーン (Isabella Strong
Dorothy Allen ドロシー・アレン (Agulutia)
Edna Murphy エドナ・マーフィ (Lucy
解説
ウィル・カールトンの詩「あの丘越えて養老院へ」Over the Hill to the Poor Houseおよび「あの丘越えて養老院から」Over the Hill forom the Poor Houseの2篇に基づきポール・H・スローン脚色し、「ホワイト・モール」などを監督したハリー・ミラード監督した人情劇で、映画界初めて入ったメアリー・カー夫人が実に洗練された演技を見せる。壮年時代から老年に至るまでの母親を、少しの不自然さもなく確実に表現し、母性の温い愛と絶ゆるなき献身とを極めて自然に演出している。ユ社の「スタンレー阿弗利加探険」でスタンレーに扮したウィリアム・ウェルシュが「父」に、「ファントマ出演ジョニー・ウォーカー孝行息子ジョンそれぞれ扮している。家庭道徳根本義宣明し、母愛の深さ孝道の大精神讚美した人道的映画で、全米監獄囚人教化目的使用したとか、あるいはニューヨーク1年以上も大入り満員取ったとか、2千本プリントを製作したなどという事実に徴しても、いかに人々多大感動与えたかが分かろう。母の愛取り扱った映画がこの作品の後から雨後の筍のように製作されたことを見て分かる原作者は言う—世の中母の愛ほど、自己忘れ崇高な精神発露はない。喜びも悲しみも、母は我が子のために常に涙を流している。母が子供育て苦労を知ったらば、成長した子供達が母のことを忘れ去ることの多いのは、何という思議であろう。ここに述べんとす物語も、世界中のどこへ行っても見い出すことのできる「母」の身の上のである—と。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
劇のプロローグはエウ・イングランドの小さなに起こる。ベントン夫人は、怠け者の夫と、6人の子供の世話に、朝は暗いうちから夜は遅くまで、何の楽しみもなく、身を粉に砕いて働き通していた。6人の子供達のうち4人は男で2人は女であった。3男のジョン決断力犠牲的精神には兄弟の誰よりも富んでいたが、元気に任せ思い切った悪戯もするので、家中誰からも除け者にされていた。時代は過ぎて20年の後。父も母も老いた。6人の子供は健かに成人し、長男アイザック牧師に、そのほかそれぞれに職を得て皆家を出てしまい、3男のジョンばかりが父母元に暮らしていた。怠け者の父は生活難から悪心起こし近く富豪ストロング家の馬を盗み出していた。一夜ジョンは父のこの情ない悪事発見したが、極力諌めて父を逃し、彼は父の身代わり馬盗人汚名の下に投獄された。さすがの父もこれには苦しんだ。良心の呵責に絶えず父は獄中息子を訪ねて事実発表させてくれと頼むが、ジョンは「お父さん罪人分かれば家全体不名誉です。私が恥ずかしい目に会うのは私だけの恥なのだから、お母さんのために、黙っていて下さいと言って帰す。父は遂に苦しさのため病を得てたおれた。3年の後ジョン出獄して来た時、母はこの不幸の子心から喜び迎えた。ジョン西部で身を立てようと母のことを長男アイザックに頼んで生まれ故郷を去り、一意専心母のために西部で働いていた。ジョンから母のためにと送って来る毎月送金は、心良からぬアイザック着服し、あまつさへ彼は母に出て行けがし冷い仕打ちをするので、老の身を我が子の無情怒りも得ず、母は次男元へ身を寄せるが、ここも温い住家ではなかった。手塩にかけて育てあげた我が子は多くありながら、遂に母は養老院へと住む家を求めて去らねば成らなかった。これが20有余年慈愛限りをつくした母の得たる報酬であろうとは!しかしやがてジョン成功して帰って来た時、アイザックより母が養老院にいることを聞いて激怒し、「あの丘越えて養老院へ、俺は貴様を引き摺って行きお母さん前に跪かせて謝罪させてやるのだ」と彼を往来に引き摺リ出し村人前に散々懲した上、母を養老院から迎えるべく馬車を急がせた。母は夢に夢見る心地して、ただ嬉し涙咽ぶのみ。不幸な子らも己が非を悟り、母の膝下集まり来て衷心より謝罪する。それら不孝な子らをも母はジョンに対したと同様喜びの涙で迎えるのであった。





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