三省堂 大辞林 |
あとう ―たう 0 1 【▼阿党】
あと・う あたふ 2 【▽能う】
あと・う あとふ 【▼誂ふ/▼聘ふ】
〔「あとらふ」と同源〕
(1)結婚を申し込む。
「―・ふること既に訖(おわり)て/日本書紀(履中訓)」
(2)誘う。
「武彦を廬城河に―・へ率(たし)ひて/日本書紀(雄略訓)」
(3)頼む。あつらえる。あとらう。
「ほととぎす春を鳴けとも―・ふとも/古今六帖 4」
隠語大辞典 |
「あとう」の用例一覧
坂口安吾 作者の言葉〔『火 第一部』〕 (青空文庫)
の名に於てなされる陰謀は、個人の陰謀よりも人間色が濃厚なのである。 私は人間を書きたいのだ。私のあとう限りの能力によって。そのために、戦争が見たかった。他人の録した戦争ではなく、私自身の目で戦争を見て、私自...
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菊池寛 義民甚兵衛 (青空文庫)
とき、「一揆じゃ! 一揆じゃ! 一揆が来たぞ!」という、叫びが遠く近く聞えてくる) おきん ああとうとう、来たんじゃのう。恐ろしいことになったのう。 甚三 御城下を、夜討ちにするじゃのう。 おきん まさか、こち...
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国枝史郎 犬神娘 (青空文庫)
し大勢の捕吏たちによって、奥の部屋から引き出されたらしい、ご上人様の 法衣姿 ( ころもすがた ) が、勿体なく痛々しく現われて来ました。 (ああとうとうお捕られなされた?) と、私は眼をクラクラさせ、地面...
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