三省堂 大辞林 |
あだし 【▽他し/▽異し】
〔古くは「あたし」〕名詞の上に付いて、異なる、他の、の意を表す。
「逢ひ難き君に逢へる夜ほととぎす―時ゆは今こそ鳴かめ/万葉 1947」
〔形容詞とする説もあるが、活用した確かな用例はない。→あだし(徒)〕
「逢ひ難き君に逢へる夜ほととぎす―時ゆは今こそ鳴かめ/万葉 1947」
〔形容詞とする説もあるが、活用した確かな用例はない。→あだし(徒)〕
あだし 【▽徒し/▽空し】
名詞の上に付く。
(1)実意が伴わない、浮気な、の意を表す。
「なほざりの―言の葉たのまじと/玉葉(恋三)」
(2)はかない、かりそめの、の意を表す。
「―この身を煙となさば/松の葉」
〔「あだ(徒)」の形容詞化と考えられるが、古く活用した確かな用例はない。ただし、近世には「あだしき」などと活用した例がまれに現れる。後世には「あだし(他)」という語と紛れることがあった〕
(1)実意が伴わない、浮気な、の意を表す。
「なほざりの―言の葉たのまじと/玉葉(恋三)」
(2)はかない、かりそめの、の意を表す。
「―この身を煙となさば/松の葉」
〔「あだ(徒)」の形容詞化と考えられるが、古く活用した確かな用例はない。ただし、近世には「あだしき」などと活用した例がまれに現れる。後世には「あだし(他)」という語と紛れることがあった〕
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