映画情報 |
あした輝く
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1974 |
| 配給: | 松竹 |
| スタッフ | |
| 監督: | 山根成之 ヤマネシゲユキ |
| 製作: | 沢村国男 サワムラクニオ |
| 香川洋三郡 カガワヨウザブロウ | |
| 原作: | 里中満智子 サトナカマチコ |
| 脚本: | ジェームス三木 ジェームスミキ |
| 南部英夫 ナンブヒデオ | |
| 山根成之 ヤマネシゲユキ | |
| 撮影: | 竹村博 タケムラヒロシ |
| 音楽: | 田辺信一 タナベシンイチ |
| 美術: | 佐藤公信 サトウキミノブ |
| 編集: | 富宅理一 |
| 録音: | 田中俊夫 タナカトシオ |
| スチール: | 金田正 カネダタダシ |
| 助監督: | 佐光曠 |
| 照明: | 飯島博 イイジマヒロシ |
| キャスト(役名) |
| 浅田美代子 アサダミヨコ (夏樹今日子) |
| 志垣太郎 シガキタロウ (速水香) |
| 津島恵子 ツシマケイコ (速水昌江) |
| 長藤尚子 ナガフジナオコ (速水明日香) |
| 北沢彪 キタザワヒョウ (夏樹栄介) |
| 田島令子 タジマレイコ (緑川和子) |
| 沖雅也 オキマサヤ (加賀中尉) |
| 志摩みずえ シマミズエ (石野ひろ子) |
| 村野武範(村野武憲) ムラノタケノリ (西崎繁) |
| 石原亜希子 イシハラアキコ (鈴花) |
| 北浦昭義 キタウラアキヨシ (緑川誠一郎) |
| ユセフ・オスマン (ソ連兵) |
| ギャンター・グレーヴェ (ソ連兵) |
| 高木信夫 タカギノブオ (避難民) |
| 水木涼子 ミズキリョウコ (避難民) |
| 戸川美子 トガワヨシコ (避難民) |
| 大杉侃二郎 オオスギカンジロウ (避難民) |
| 解説 |
| 戦争末期の満州から戦後の混乱期の日本を舞台に、清らかに強くひとつの愛を貫いた女性の半生を描く。原作は里中満智子の同名劇画。脚本は「ダメおやじ」のジェームス三木と「喜劇 日本列島震度0」の南部英夫、監督は脚本も執筆している「愛と誠」の山根成之、撮影も同作の竹村博がそれぞれ担当。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 満州・奉天の街で、夏樹病院の一人娘・夏樹今日子と若い衛生兵の速水香が知り合ったのは、戦争が終末を迎えようとする昭和二十年の初夏のことだった。今日子は十六歳、香は二十歳だった。その頃、今日子は、香の上官の加賀中尉に求婚されたが、彼女の心は香の人なつっこい人柄に惹きつけられていた。やがて終戦。日本軍は民間人を見捨てて引揚げてしまったために、街の人たちは香と夏樹博士をリーダーとして、遠い港を目指して徒歩で出発した。寒さと飢えのために人々を不安と焦燥が支配した。そして夏樹博士の急死。うちひしがれた今日子を支えたのは香の力強い愛だった。やがて二人は結婚、今日子は妊娠した。香はやがて生れてくる子供に“明日香”と命名した。一行はやっと目的地に向かう貨物列車に乗れた時、ソ連兵がやって来た。軍人は名乗り出ろ、というのだ。速水が自ら犠牲になりソ連兵に捕われたことで、列車は発車できた。その時、ソ連兵の人垣から銃声が聞こえた。銃殺? あまりのショックに今日子は流産してしまった。辿り着いた引揚船の上で、今日子の尊敬する緑川先生が女児を出産して、息をひきとった。今日子はその子を「明日香」と名付け、育てる決心をした。千葉に住む香の母は、息子の戦死の公報を受け失意の中にあったが、今日子と孫娘の出現に生きる歓びを見い出した。その家で今日子と明日香と姑のささやかな生活が始った。それから四年後、香の生存が伝えられた。帰還を祈る日々、母は病いに寝込むようになった。やがて香が帰還した。二人は抱き合い、泣いた。その頃、母は明日香に看取られ、息をひきとった。母の死の悲嘆にくれる良人を見て、今日子は明日香の出生の秘密を打ちあけることができなかった。昭和二十七年。明日香は小学校に入学した。そして今日子は再び妊娠。この機会に今日子は、明日香の秘密を香に語った。だが香はすでに知っていた。「血のつながりは無くても、明日香は僕にとって、本当の我が娘だよ」と言うやさしい香の言葉に、今日子は、自分の愛が今、実り始めたことを、身体中で感じるのだった。 |
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