三省堂 大辞林 |
あけに 0 【明荷】
隠語大辞典 |
あけに
明荷
- 相撲とりの旅行鞄の様なもので、中には関取の化粧褌しなど一切を入れ、十両以上の力士になつて初めて所有することが出来る。
- 力士が自分の化粧廻しやしめこみなどを一切入れておく、行季のこと。支度部屋へ運ぶときに使うが、巡業のときは旅行鞄になる。十両以上の関取になって初めて所有することができる。竹であんだ上に日本紙をはりうるしで塗り固めた丈夫な篭である。明治の初め頃両国梶之助が化粧廻し入れに発明したものだと長く伝えられていたが、近年になって、今のものと同一である文政時代の開荷が見つかり、江戸時代から使われていたことが証明された。
分類 相撲
「あけに」の用例一覧
原民喜 一匹の馬 (青空文庫)
かく疲れないようにとおもって絶対安静の気持でいた、夜あけになると冷え冷えして空が明るくなってくるのに、かすかなのぞみがあるような気もした、しかし二日目の晩は、土の上にじかに横たわっているとさすがにもう足腰が痛くてやりきれなかった。いつまでこのような状態がつづくのかわからないだけに...
www.aozora.gr.jp/cards/000293/files/4780_6649.html
楠山正雄 浦島太郎 (青空文庫)
らしい宝石でかざり立ててありますからそのうつくしさは、とても口やことばではいえないくらいでした。ひととおり見てしまうと、 乙姫 ( おとひめ ) さまは、 「こんどは四季のけしきをお目にかけましょう」 といって、まず、東の戸をおあけになりました。そこ...
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宮本百合子 からたち (青空文庫)
のしんに珊瑚の入った花の簪が早朝の黒い土に落ちて、濡れていた。 一番終りのときは、弟二人が大きくなっていた。上の弟が夜あけに不図目をあけたら、足許の戸棚のところに何か黒いものが見えたので、何の気なしに起きかえったらそれは人間の姿で、懐に...
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