あかれ

デジタル大辞泉

あかれ【^▽別れ／^▽散れ】

読み方：あかれ

１ 集まっていた人々が、あちこちにわかれ散ること。散会。

「弘徽殿(こきでん)の御—ならむ、と見給へつる」〈源・花宴〉

２ 所属するもの。分(ぶん)。

「桜萌黄(さくらもえぎ)などは、女院の御—」〈増鏡・老のなみ〉

日本語活用形辞書

散れ、別れ

読み方：あかれ

ラ行下二段活用の動詞「散る」「別る」の連用形である「散れ」「別れ」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

散る  » 「散る」の意味を調べる
別る  » 「別る」の意味を調べる

明れ、赤れ

読み方：あかれ

ラ行四段活用の動詞「明る」「赤る」の命令形。

終止形

明る  » 「明る」の意味を調べる
赤る  » 「赤る」の意味を調べる

空かれ、飽かれ、明かれ、開かれ、厭かれ

読み方：あかれ

カ行五段活用の動詞「空く」「飽く」「明く」「開く」「厭く」の未然形である「空か」「飽か」「明か」「開か」「厭か」に、受身・尊敬・自発・可能の助動詞「れる」の連用形が付いた形。

終止形

空く  » 「空く」の意味を調べる
飽く  » 「飽く」の意味を調べる
明く  » 「明く」の意味を調べる
開く  » 「開く」の意味を調べる
厭く  » 「厭く」の意味を調べる

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