あかざかずら (藜蔓)
●南アメリカが原産です。わが国へは、古い時代に薬用植物として、琉球列島に渡来しました。蔓性で、他の樹木などに絡みついてよじ登ります。葉は鮮やかな緑色で厚く、心形をしています。秋に総状花序をだし、芳香のある小さな白色の花を咲かせます。塊茎の増殖によるほか、落下した零余子(むかご)によっても増えます。葉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、野菜として利用されます。別名で「うんなんひゃくやく(雲南百薬)」や「りゅうきゅうひゃくやく(琉球百薬)」、「おかわかめ(丘若芽)」と呼ばれます。
●ツルムラサキ科アンレデラ属の常緑多年草で、学名は Anredera cordifolia。英名は Madeira vine。
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アンレデラ: | 藜蔓 |
ツルムラサキ: | 蔓紫 |
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