生物学用語辞典 |
β2ミクログロブリン
英訳・(英)同義/類義語:beta2 microglobulin
免疫グロブリンのIgドメインと類似性の高い構造を持つ分子量約1万のタンパクで、クラスI MHC抗原(組織適合抗原)のα鎖と非共有的に会合して、クラスI MHCタンパクとなる。
| 酵素タンパク質モチーフなど: | β-アミラーゼ β-ガラクトシダーゼ β-ガラクトシドガラクトヒドロラーゼ β2ミクログロブリン βアクチニン βシート βシートモチーフ |
エイズ関連用語集 |
β2ミクログロブリン
【概要】 血液の中にある蛋白質の一種。ほとんどの細胞の表面にある組織適合抗原(HLA)Class Iの構成成分。細胞が壊れると血液中の濃度が上昇する。正常値は2.5μg/L以下。腎臓の尿細管障害があると再吸収できないため尿中のβ2MGの濃度が上昇する。
【詳しく】 HIV感染症でこの物質の量が正常以上に増えるということは、CD4細胞の破壊が進みHIV感染症が進行していることを意味している。これを代用マーカーと呼んだ。最近は間接的な指標としてあまり重用されなくなった。腎臓の尿細管障害のマーカーになるので、ガンシクロビル、バルガンシクロビル、アシクロビル、インジナビル、テノホビルの副作用チェックになる。
《参照》 代用マーカー
PDQ®がん用語辞書 |
β-2-ミクログロブリン
【原文】beta-2-microglobulin
正常時からリンパ球を含む多くの細胞の表面に存在している小さな蛋白で、血液や尿にも少量含まれる。この物質の血中または尿中での濃度が上昇することは、多発性骨髄腫やリンパ腫などの一部のがんを含む特定の疾患の徴候である可能性がある。
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