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×ゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/29 14:38 UTC 版)

×ゲーム』(バツゲーム)は、山田悠介著作の日本小説。および小説を原作とした日本映画

目次

原作小説

いじめテーマとしたホラー小説。幻冬舎より2004年8月発行(ISBN 978-4344006638)。2007年8月に幻冬舎文庫が発行(ISBN 978-4344410022)。2007年3月24日には横山仁作画により漫画化されている(ISBN 978-4344809512)。

原作は累計50万部売り上げている[1]


注意:以降の記述で小説『×ゲーム』ストーリーに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


ストーリー

郵便局に勤務する小久保英明は、小学校の同窓会で蕪木鞠子の名前を聞き嫌な記憶を思い出す。10年前クラスで流行っていた『×ゲーム』。くじを引かせてそのくじに書かれた罰ゲームを行わせるという遊びだったが、実際は蕪木鞠子へのいじめのための遊びであった。さえない容姿で性格も暗かった蕪木鞠子。英明は×ゲームにより鞠子への“マジ告白”をする羽目になったのだ。そして10年後の今、告白を信じ込み英明のストーカーとなった蕪木鞠子が現れた。鞠子はかつての担任教師やクラスメイトをいじめの復讐として惨殺する。さらに、鞠子は英明の恋人の明神理香子に嫉妬して理香子を拉致してくじを引かせる。『×ゲーム』である。さらに、鞠子は英明にもくじを引かせるのだ。

登場人物

  • 小久保英明 - 主人公。小学生時代の遊び『×ゲーム』がきっかけで蕪木鞠子につきまとわれる事になる。
  • 蕪木鞠子 - さえない容姿で暗い性格の女性。小学生時代に受けたいじめの復讐と英明への歪んだ愛情表現を企てる。
  • 明神理香子 - 英明の恋人。蕪木鞠子によって拉致される。
  • 森野悟志 - 英明の小学校時代の担任教師。蕪木鞠子によって殺される。
  • 新庄剛司[注釈 1] - 英明の小学校時代の同級生。蕪木鞠子によって身体をバラバラに切り刻まれる。
  • 吉池哲也 - 英明の小学校時代の同級生。蕪木鞠子の襲撃に遭う。
  • 石松正 - 英明の小学校時代の同級生。蕪木鞠子の襲撃に遭う。
  • チエ[注釈 2] - 英明のメル友。実は蕪木鞠子が名乗っていた架空の人物。
  • イズミ - 英明のメル友。チエ同様蕪木鞠子が名乗っていた架空の人物。

注釈

  1. ^ 映画版では「新庄剛」。
  2. ^ 映画版の小泉智絵は、この「チエ」と「イズミ」の名前を合わせた映画版オリジナル設定のキャラクター。

映画

×ゲーム
監督 福田陽平
脚本 安里麻里
南川要一
出演者 荒木宏文、他
主題歌 +Plus「Birth」
製作会社 ジョリー・ロジャー
ハピネット
配給 ジョリー・ロジャー
公開 2010年9月18日
上映時間 123分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
次作 ×ゲーム2
allcinema
キネマ旬報
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×ゲーム』(バツゲーム)は、山田悠介原作小説を原案にオリジナルの脚本でアレンジを加えたハードサスペンス映画。シネマート新宿他全国27スクリーンでロードショー。監督は『学校裏サイト』の福田陽平。主演は荒木宏文PG-12のレイティングで公開された。

キャッチコピーは「あなたは 一番嫌いなあいつに どんな罰ゲームをさせますか?」。「これを観るのも"罰ゲーム"」。


注意:以降の記述で映画『×ゲーム』ストーリーに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


ストーリー

不審な死亡事故や自殺事件が続いていた。大学の講義で、これらはいじめを受けた者の関係者による復讐であり、いじめに対して罰を与える組織があるという噂を耳にする小久保英明。ある日、小学校時代の担任教師の自殺を知らされた英明は、恋人の明神理香子と奇妙なDVDを観る。そこにはその担任教師らしき男性の顔面に×の焼き印が押される映像と謎の女の姿が記録されていた。画像解析をしてくれた小学校時代の同級生の石松正の言葉で、いじめられっ子・蕪木毬子の事を思い出す英明。12年前、英明は蕪木鞠子をいじめからかばっていた記憶がある。蕪木鞠子を犯人と疑う英明だったが、謎の集団に拉致されてしまう。目を覚ますとそこは小学校の教室で、小学校時代の同級生、新庄剛・小泉智絵・吉池哲也も拉致されていた。四人は子供の頃に蕪木毬子が受けていた『×ゲーム』の内容をさらに残忍にした×ゲームを強制される。しかも、3分以内に×ゲームを執行しない場合は、四人のうちの誰かに×の焼き印が押されるのだ。×ゲームを行い、焼き印を押されるうちに徐々に狂ってゆく剛・智恵・哲也。しかし、なぜか英明だけは焼き印を免れていた。拉致されていた小学校で理香子と再会して脱出した英明だったが、実は理香子こそ成長した蕪木鞠子だった。理香子の言葉によって最も残酷な形で蕪木鞠子いじめを行っていた事を思い出す英明。×ゲーム13番「死の宣告」。それは「ずっと守ってあげるから」と鞠子に優しいふりをする幼い英明の嘘であった。英明に罰を下した鞠子は組織の指令により次の告発リストの「いじめっ子」の元へ向かう。いじめを行った事に対する罰を与えるために。

映画に登場する×ゲーム

くじ ×ゲームの名称 鞠子が受けた×ゲーム 拉致×ゲームでの執行内容 執行された人物 執行失敗の
×焼き印
1番 鉛筆ギロチンの刑 広げた手の指の間を鉛筆で連続100回突かれる 鉛筆ではなく千枚通しを使用 智絵 智絵
2番 牛乳イッキの刑 ビン牛乳を無理やり一気飲みさせられる 何リットルもの牛乳を漏斗を使って口に注ぎ込まれる
3番 スーパーしっぺの刑 曲げた定規で腕をしっぺされる 鉄バネの付いた“しっぺ指棒”で腕にしっぺ 英明 -
4番 洗たくバサミの刑 洗濯バサミでつままれる 鋤のような鉄バサミで挟んで腕の肉をちぎられる 英明 哲也
5番 あつあつ雑巾の刑 ※1 くじを引き当てたカットのみ。執行シーン無し ※2[注釈 1]
6番 チリチリボンバーの刑 ライターで髪の毛を燃やされる ライターが改造されており、炎が巨大 智絵[注釈 2] 智絵
7番 全裸の刑 ※1 ※2
8番 落書きの刑 ※3 名前のみ登場
9番 スイカ割りの刑 ※1 ※2
10番 給食の刑 給食にごみを振りかけられる 蛆虫の混ざった給食を食べさせられる 哲也 -
11番 人間射的の刑 ※3
12番 画びょうの刑 画鋲を撒いた椅子に座らされる 鉄の棘が突き出した椅子に座らされる 英明 -
13番 死刑 13番を引いたらゲーム終了[注釈 3] 絞首刑 英明 -
死の宣告 鞠子への「死の宣告」(ストーリー参照)。そして、次のいじめ対象者の指名。英明は正を指名した。

注釈

  1. ^ 英明以外の1人。剛・智絵・哲也各1回。
  2. ^ 智絵が逃げ回ったまま時間切れになったため未執行。
  3. ^ 小学生の時の『×ゲーム』では13番は「×ゲーム終了」のくじだったが、もうひとつの13番くじ「死の宣告」があった。

予告編

予告編では×ゲーム12番・2番・10番・6番・1番・3番・13番という順番で執行シーンを見せている。

海外版予告編では、×ゲーム12番・1番・4番・10番・3番・13番という順番で執行シーンを見せている。また、剛が智絵を撲殺するシーンや理香子(鞠子)が英明を切り裂くイメージシーンなど中盤から終盤の内容を予告編の段階で見せている。

キャスト

スタッフ

主題歌

映画第2作

×ゲーム2
監督 山田雅史
脚本 赤松義正
出演者 多田愛佳、他
音楽 佐藤和郎
主題歌 ν[NEU]「Restless Love」
撮影 早坂伸
製作会社 「×ゲーム2」フィルムパートナーズ
配給 ジョリー・ロジャー
公開 2012年4月21日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 ×ゲーム
allcinema
キネマ旬報
テンプレートを表示

×ゲーム2』(バツゲーム2)は、2012年4月21日公開の同名小説を原作としたシリーズ第2弾のホラー・サスペンス映画。監督は『ひとりかくれんぼ 劇場版』の山田雅史。主演は多田愛佳。なお、平嶋夏海は公開前にAKB48および渡り廊下走り隊7から脱退している。

キャッチコピーは「史上最狂の罰ゲーム」。

キャスト(映画第2作)

スタッフ(映画第2作)

  • 原案 - 山田悠介(『×ゲーム』)
  • 脚本 - 赤松義正
  • 監督 - 山田雅史
  • 撮影 - 早坂伸
  • 音楽 - 佐藤和郎
  • 製作 - 「×ゲーム2」フィルムパートナーズ

主題歌(映画第2作)

脚注

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