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FXの円高、円安とは

 

FX(外国為替証拠金取引)では、円高、円安という言葉をよく耳にします。

例えば、USD/JPYが1ドル81.50円から81.30円へ値動きした場合には、円の価値が高くなったので、「20銭の円高」といいます。USD/JPYの価格が下がったから「円安」というのは誤りです。

また、円の価値が高くなったということは、米ドルの価値が安くなったので、「20銭のドル安」ともいいます。さらに、「20銭の円高」と「20銭のドル安」を合わせて「20銭の円高ドル安」ともいいます。


一方、USD/JPYが1ドル81.50円から81.80円へ値動きした場合には、円の価値が安くなったので、「30銭の円安」といいます。USD/JPYの価格が上がったから「円高」というのは誤りです。

また、円の価値が安くなったということは、米ドルの価値が高くなったので、「30銭のドル高」ともいいます。さらに、「30銭の円安」と「30銭のドル高」を合わせて「30銭の円安ドル高」ともいいます。


円高、円安は、USD/JPY以外にも、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY、NZD/JPYのような通貨に対しても用いられます。

ちなみに、EUR/USDでは、1ユーロ1.3230ドルから1.3130ドルへ値動きした場合には、ドルの価値が高くなったので、「1セントのドル高」といいます。また、ドルの価値が高くなったということは、ユーロの価値が安くなったので、「1セントのユーロ安」ともいいます。さらに、「1セントのドル高ユーロ安」ともいいます。
(2012年05月11日更新)



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