株式やFX、CFDのギャン理論とは |
株式やFX、CFDのギャン理論とは、ウィリアム・デルバート・ギャン(William Delbert Gann)の考案した相場を張る時のルールのことです。ギャン理論は、「ギャンの価値ある28のルール(Gann's 28 Valuable Rules)」とも呼ばれています。
ギャン理論には、28のルールがあります。以下はギャン理論のルールです。
ギャン理論には、28のルールがあります。以下はギャン理論のルールです。
- 資金配分を厳密に行い、1回の最大損失額は総資金の10分の1にする。
- ポジションを持つ時は、同時にあらかじめ設定した損切りラインで決済注文をする。
- 資金配分を遵守して過剰な売買を行わない。
- 利益が発生したら、損失に転じないような価格で決済注文を入れる。
- 相場のトレンドには逆らわない。トレンドが判別できない時には売買を行わない。
- 迷ったらポジションを手仕舞う。また、新規ポジションは持たない。
- 市場参加者の多い銘柄を売買する。
- リスク分散のため、2、3の銘柄に分けて売買を行う。
- 指値注文をしない。市場価格(成行)で注文を行う。
- 手仕舞うためのルールを作る。
- 売買利益を投資資金に回さずに別勘定としておく。
- スキャルピングは行わない。
- ナンピンは行わない。
- 待ちきれずにポジションを持ったり、手仕舞ったりしない。
- 小さな利益と大きな損を避ける。
- 損切りのための決済注文をキャンセルしない。
- 売買を頻繁に繰り返さない。
- 買い方(ロング)ばかりでなく、売り方(ショート)も用いる。
- そろそろ高値、そろそろ安値、といった値ごろ感で売買しない。
- 買い増しや売りましのタイミングは、ブレイクアウトとする。
- 買い増しは、強い上昇トレンド、売りましは強い下降トレンドの時に行う。
- 両建てはしない。
- ルールに従って売買を行い、明確な理由がない限りポジションを変えない。
- 売買に成功した後に無意味な取引を行わない。
- 天井圏、底値圏の無意味な推測をしない。
- 他人の情報に基づいて売買を行わない。
- 損切りしたら取引数を減らす。
- 適切にポジションを持ち、適切に手仕舞うこと。
(2012年08月27日更新)