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マーチンゲール法を用いたバイナリーオプションの売買手法

 


マーチンゲール法は、勝率が50%、払い戻しが2倍の勝負に用いられる手法の1つです。1回目のかけ金を1にして、負けた場合には2回目のかけ金を1回目のかけ金の倍の2にします。さらに負けた場合には3回目のかけ金を4にします。3回目で勝てば、それまでのかけ金7(1+2+4)に対して払い戻しが8になり、1の利益になります。仮に3回目も負けた場合には4回目のかけ金を8にします。4回目で勝てば、それまでのかけ金15(1+2+4+8)に対して払い戻しが16になり、1の利益になります。

このようにマーチンゲール法は、負けたら倍の数をかけていけば、勝った時には必ずそれまでのかけ金より1多い払い戻しが得られるというものです。連敗しても、最後に勝てばよいことになります。

バイナリーオプションには2012年5月現在、勝率が50%、払い戻しが2倍の商品はありません。しかし、それに近い商品があります。GMOクリック証券の外為オプション(外為OP)です。外為オプションには、勝率がおよそ47%、払い戻しが2倍の商品が用意されています。

外為オプションでは、1つの商品に対して1回の購入限度額が5万円に設定されています。そのため、マーチンゲール法を用いてかけ金を倍々にしていった場合、限度額を超えてしまう場合があります。

次の表は、マーチンゲール法を用いた場合に購入金額に対する購入可能回数を表したものです。
回数1回目100円1回目1000円円1回目10000円
1回目100円1000円10000円
2回目200円2000円20000円
3回目400円4000円40000円
4回目800円8000円
5回目1600円16000円
6回目3200円32000円
7回目6400円
8回目12800円
9回目25600円
外為オプションでは、最低購入可能金額は100円に設定されています。上の表から、1回目の購入金額が100円の場合、最大で連続8回負けたとしても、9回目で勝てば100円の利益が生じることがわかります。
(2012年05月04日更新)



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