「鎮魂」を含む用例
・原民喜 鎮魂歌 (青空文庫)
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・折口信夫 大嘗祭の本義 (青空文庫)
と言うたのかも知れぬ。ともかくも、神嘗祭は、前に言うた相嘗祭と、関聯させて話さねばならぬ。 諸国から稲穂を奉るのは、鎮魂式と関係があるから、此処で話して置く。諸国から稲穂を奉るのは、宮廷並びに、宮廷...
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・折口信夫 翁の発生 (青空文庫)
別が、き(く)・み(む)の上につけられてゐる事が知れます。つまりは、老若制度から出た社会組織上の古語であつたらしいのです。 舞踊 ( アソビ ) を手段とする鎮魂式が、神事の主要部と考へられて来ると、舞人...
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・折口信夫 ほうとする話 祭りの発生 その一 (青空文庫)
会が祭りの一つの型と見られる様になつた事実も一つの原因である。 神楽は、鎮魂祭のつき物で、古い形を考へると、大祓式の一部でもあつた。其が、冬を本義とする処から、夏演奏する神楽と言ふ意を見せて、新しい発生なる事を示したのである。祓へや禊ぎは、鎮魂...
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・折口信夫 村々の祭り (青空文庫)
久しい道教のわりこみを、切りほぐす事は出来なかつた。 祭りは、禊ぎに伴ふ夏神楽から出て居る。神楽は鎮魂のために行ふものであつた。禊ぎの後の潔まつた身の内に、外来の威霊を堅く結び止めようとする儀式である。冬の凍る夜に限つた 楽舞...
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・折口信夫 万葉集研究 (青空文庫)
の本格と見てゐた事が察せられる。 此二巻にとりわけ明らかな事実で、万葉集全体に亘るものは、歌と鎮魂法との関係である。 鎮魂歌は、舞踊を伴ふ歌詠で、正式には ふり と言ふべきであるが、宮廷伝来の詞曲には、 うた と称へてゐる。 此巻...
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・折口信夫 田遊び祭りの概念 (青空文庫)
に田楽に変つたのだなどゝも申されない。 三 田遊びの意味 田遊びの あそぶ は、古い用語例では、鎮魂を行ふ為の舞踊を言うたのだが、其後、意味が段々変つて、主としては、楽器を用ゐるものに就いて言ふ様になり、後には、野山...
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・折口信夫 花の話 (青空文庫)
が次第に変化して、魂の信仰も変つて来、自分の体の魂を分割して与へる様になる。即、魂に枝が出来る。勝手に分岐するのである。 ふゆ は、分岐するから、増殖すると言ふ意味が出て来る。 魂を附加するのは、鎮魂祭である。此を 魂...
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・松井須磨子 忘れ難きことども (青空文庫)
かしてよみがへらないものかと思ひました。だつて私は、何うしても、先生がお亡くなりなすつたのだとは思はれませんでした。考へると、本当に悲しい涙の種ばかりです。 (「演芸画報」大正七・一二) 底本:「「弔辞」集成 鎮魂の賦」青銅社 1986...
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・折口信夫 漂著石神論計画 (青空文庫)
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・折口信夫 日本文学の発生 ——その基礎論—— (青空文庫)
学に関与してゐる側から云ふと、物部氏の複姓なる 石 ( イソ ) ノ 上 ( カミ ) に附属した呪術は、古代に於ける各種の鎮魂法のうち、最重く見られる筈の長い伝統と、名高い本縁とを持つてゐたのだ。さうして、其鎮魂に伴ふ歌が、叙事...
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・折口信夫 小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二) 魂と姿との関係 (青空文庫)
( ヨヲリ ) の式である。東西の 文部 ( フビトベ ) が参与することから見ても、固有の法式に、舶来の呪術の入り雑つて居ることは察せられる。 鎮魂祭の儀を見ると、単に主上の魂の游離を防ぐ為、とば...
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・折口信夫 国文学の発生(第四稿) 唱導的方面を中心として (青空文庫)
の方法を教へる。又、農作物は神物であつて、 害 ( そこな ) ふ者の罪の 贖 ( あがな ) ひ難い事を言うて、 祓 ( ハラ ) への事始めを述べ、其に関聯して、鎮魂法の霊験を説いて居る。 かう...
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・折口信夫 古代人の思考の基礎 (青空文庫)
の国の君主であるから、大和の国の魂の著いた方が、天皇となつた(三種の神器には、別に、意味がある)。大和の魂は、物部氏のもので、魂を扱ふ方法を、物部の石上の鎮魂術といふ。此一部分が、神道の教派の中に伝つてゐる。此以外に、天皇...
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・折口信夫 唱導文学 ——序説として—— (青空文庫)
時を定めて稀に開く事があつた事と思はれる。北方の諸門は、皇后・中宮その他、後宮の出入所になつて居た。だから従つて偉鑒門も、後宮に関係深かつたものだ、と思はれる。所謂不開門になつてからは、その為事を達智門に譲ることになつた。宮廷に行はれた四種の鎮魂...
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・折口信夫 日本文学の発生 (青空文庫)
の詞章 尊い皇子の為には、その誕生から生ひ立ちの過程のある期間の叙述を類型的に物語るものが、中心になつてゐたのだ。言ひ換へれば、すべての尊貴の方々の出生に関する儀礼==産養—鎮魂—祓除—養育—母・小母・乳母...
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・折口信夫 唱導文芸序説 (青空文庫)
へられるのである。我々に伝はらない事で、出雲の神道には、喫ぎを中心とした鎮魂術の存在して居た事を示すものであらう。其上此行法に由る布教と、その由来を説く詞章とがあつたらうと言ふことが考へられる。 又一方、多遅...
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・折口信夫 熟語構成法から観察した語根論の断簡 (青空文庫)
近世の例を避けて言ふ。例へば、鎮魂歌を たまふり の歌と言ふ。国々に於ける鎮魂歌は、 くにぶり と言うて現れた。後には段々本義を忘れて、所謂風俗歌の感じになつて来る。 くにぶり が、国の たまふり の歌...
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・小熊秀雄全集-12 詩集(11)文壇諷刺詩篇 (青空文庫)
の玄関先で罵つた相手の肩を 『やあ、やあ』といつて 大きな平手で叩く、 馭者が憤つてゐる馬の首筋を ダア、ダアといつてたゝくと 馬は眼を細くして温和しくなつてしまふ 神経中枢に近い部分を 平手でうつことは 鎮魂帰心のいゝ方法 林に...
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・折口信夫 『かげろふの日記』解説 (青空文庫)
魂を鎮めようとする考へ方をひき出して来てゐる。その点は、古代日本人に似てゐるが、又違ふ。西洋人のやうに、其を自分の慰め・救ひとするのではなく、たゞ人の魂を鎮めることにしてゐたと言ふあたり、……併しどちらにしても、此鎮魂的なものが、一切...
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・宮本百合子 冬を越す蕾 (青空文庫)
らの作者たちは、いい合わせたように、現実のその面はえぐりださず、自身の側だけを、ああ、こうと、取上げ、その関係において中心を自分一個の弱さ暗さにうつし、結局、傷心風な鎮魂歌をうたってしまっている。 動揺...
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・折口信夫 小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 (青空文庫)
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・宮本百合子 おもかげ (青空文庫)
学生さんでおいでたんでしょうね。こちらでも、もとは随分そういうことがあったもんでしたよ」 そう云ってダーシャは、鎮魂の祈りを 誦 ( とな ) え胸の上で十字を切った。ダーシャは字を知らない女であった。日曜...
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・久生十蘭 ノンシャラン道中記 タラノ音頭 ——コルシカ島の巻—— (青空文庫)
れ後から追いつくだろう」と、 追句 ( レボレ ) を唱った。 族長 ( カボラル ) は聖句も読みあげ、死人の 蹠 ( かかと ) に油を塗り、柩の蓋をすると、六人のコルシカ人は柩をかつぎあげ、低い声で 鎮魂...
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・折口信夫 若水の話 (青空文庫)
言ひ、古くは をち と言うたのであらう。 をとこ ・ をとめ なども、壮夫・未通女・処女など古くから当てるが、村の神人たるべき資格ある成年戒を受けた頃の者を言うたのが初めであらう。 うずめ と言ふ職は、鎮魂...
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・折口信夫 短歌本質成立の時代 万葉集以後の歌風の見わたし (青空文庫)
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用例の品詞分類
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