「転じて」を含む用例
・摩訶般若波羅蜜多心経 (Wikisource)
ない状態」が原義。「ゼロ」 受想行識 「受」: 「感覚」 「想」: すべて知る、転じて「表象」 「行」: 「意志」「意思的形成力」 「識」: 眼・耳・鼻・舌・身・意の認識作用が、形・声・身・味・触れ...
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・岡本かの子 男心とはかうしたもの 女のえらさと違う偉さ (青空文庫)
かに男は女よりもやさしい性情を持つてゐると思ひます。これは男の全体がそうだといふことは云へないかもしれませんが、私たちの社会から観察してたしかにかういふ点で尊敬すべき点を男子に見出すことが出来ます。これは女と対照して考へるのではありませんが、転じて...
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・芥川龍之介 念仁波念遠入礼帖 (青空文庫)
ば、下問を仰ぐこと上の如し。 (三)佐藤春夫、「キイツの艶書の競売に附せらるる日」と題する詩を 賦 ( ふ ) したりとは聞えず。賦すとは其事を 陳 ( ちん ) ずるなり。転じて只詩を作るに用ふ。然れ...
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・永井荷風 猥褻独問答 (青空文庫)
といひ矯正と称し進化と号するは当今の流行なり。欠点を挙げ弊害を論ずる事を好むはまたこれ日本人の特徴なり。猥褻の害は論じやすし。論ずれば聴くもの必ず 悦 ( よろこ ) んで 堵 ( と ) をなす。誰か強いてその利を論ずるの愚をなさんや。然れども害あるものもし用ゆる事宜しければ転じて...
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・岸田國士 過渡時代 (青空文庫)
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・福沢諭吉 中元祝酒の記 (青空文庫)
いは農を廃して兵たる者あり、商を転じて士たる者あり、士を去りて商を営む者あり。 事緒 ( じしょ ) 紛紜 ( ふんぬん ) 、 物論 ( ぶつろん ) 喋々 ( ちょうちょう ) 、また文事をかえりみるに 遑 ( いと...
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・豊島与志雄 最近の菊池寛氏 (青空文庫)
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・宮本百合子 旭川から ——小熊秀雄氏の印象—— (青空文庫)
文学の歴史の波が再び互を近づけたのであった。 諷刺詩人としての小熊秀雄氏が、その時代には成長の道程にあった。童話にあらわれていた味は、生活的な成長から諷刺に転じて、小熊さんの鋭い反応性と或る正義感と芸術的野望とは、諷刺...
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・中井正一 二十世紀の頂における図書館の意味 (青空文庫)
にこの二千年の歴史はこの年を称して危機の年、あるいは世界史にとって重大な年といっているが、なるほど多くの対立、矛盾が山のようにつまれている。しかしわれわれは目を大きく歴史の背後に転じてみよう。 われ...
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・北村透谷 賤事業弁 (青空文庫)
の詩人小説家より上に置かざるべからず、愛山君とて 正可 ( まさか ) に 斯 ( かゝ ) る御考にはあらざるべし、余とて正可に山陽が一代の文豪なりしを知らざる訳にもあらざるなり。更に一歩を転じて之を考ふるに、事業...
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・永井荷風 一夕 (青空文庫)
くするもの。一身の幸福これより大なるはなけん。小説家その筆漸く意の如くならずその作また世に迎へられざるを知るや転じて批評の筆を取り他人の作を是非してお茶を濁す。事は四本柱の監査役と相同じくしてその実は然らず。一は...
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・芥川龍之介 黒衣聖母 (青空文庫)
いとその麻利耶観音を 卓子 ( テーブル ) の上から取り上げたが、すぐにまた元の位置に戻して、 「ええ、これは 禍 ( わざわい ) を転じて 福 ( さいわい ) とする代りに、福を転じて禍とする、 縁起 ( えん...
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・岡本綺堂 栗の花 (青空文庫)
好加減のところまで下ったので、更に方向を転じて上流の方へ遡ることになりました。灯の少いここらの町はだんだん薄暗く暮れて来て、栗の立木も唯一と固まりの暗い影を作るようになりましたが、空と水とはまだ暮れそうな気色もみえないので、水明...
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・岸田國士 アトリエの印象 (青空文庫)
するのかと思つてゐると、こつちが眼を反らす暇もなく、鼻唄かなんか口吟みながら、悠々と用を足しはじめたのである。これくらゐ、てれくさい話はない。私は友人の顔をちらと見たつきり、窓外の緑に眼を転じて、つら...
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・宮本百合子 婦人作家の「不振」とその社会的原因 (青空文庫)
な繊維女工の群はブルジョア日本の特質をなすものでありますが、彼女等の生活は封建的隷属状態より少しも解放されて居らず、ブルジョアは彼女等に、漸く機械の操縦が出来る程度の教育しか許さないのです。 繊維女工以外の婦人に眼を転じても、事情は同じで、女は...
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・上田敏 月 (青空文庫)
得がたき景色に気を奪はれたり。夜の寒にあたりては悪かりなんと云ふ母の言に降りて船室に臥しぬ。二時ばかり程経て突然と汽笛に覚され、何事ならんと甲板に走り出るに船は一の湾口にあり、驚きて傍への人に問へば下田港なりと答ふ。眼を転じて...
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・上村松園 車中有感 (青空文庫)
いろと仕事のほうにも役立つ参考になるものがあるのであるが、わたくしには、ときたまに見受ける公徳心を失った、無礼な乗客の姿に接することが、たまらなく厭おしいので、そういうものをみて、自分の心をいためることのいやさから、自然に窓の外へと、自分の眸を転じて...
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・女子の独立自営 (青空文庫)
肉体両方のあらゆる労働に由(よっ)て、男子との協同生活が豊かに出来る事を知りましたから、譬(たと)い結婚は不可能であるにしても、その他の文明事業において意義ある自己の生を営み、人類のために貢献しよう、禍(わざわい)を転じて...
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・石川三四郎 吾等の使命 (青空文庫)
悉く商民商村と化した今日、特に農民自治などを叫ぶのは宛も時代錯誤ではないか。 それは、その通り、時代錯誤に相違ない。今日の問題は、農民の自治といふことでは無くて、商を転じて真農と化するにある。然るに、同じく商と称するも、鍬鋤...
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・中井正一 色彩映画のシナリオ (青空文庫)
味の音であることを知っている。 あの消えていった、赤い電灯、小さな直径二分ばかりの灯が、全シナリオをキーンと引きしめている。 そして、最後の帆の赤さに、それは転じていくが、大西洋のただなかに、今まで、多く...
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・中井正一 色彩映画の思い出 (青空文庫)
う思いで三人は歩いていた。 アメリカの全映画機構が色彩映画に向って全面的な攻勢に転じているのに、一刻一刻おくれていく日本の映画界の現状をジリジリする思いで、私たちは見つめていた。 五人の者は、わず...
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・第十七「カフィズマ」 (Wikisource)
盡くして之を守らん。 我を爾が誡めの道に立て給え、蓋我之を慕えり。 我が心を爾の啓示に傾かしめ給え、貪りに傾かしむる毋れ。 我が目を転じて虚しきことを見ざらしめよ、我を爾の途に生かし給え。 爾の言葉を爾の僕に固めよ、彼爾...
ja.wikisource.org/wiki/第十七「カフィズマ」
・坂口安吾 日本の山と文学 (青空文庫)
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・西田幾多郎 我が子の死 (青空文庫)
問題を解決するというのが人生の一大事である、死の事実の前には生は泡沫の如くである、死の問題を解決し得て、始めて真に生の意義を悟ることができる。 物 窮 ( きわ ) まれば転ず、親が子の死を悲しむという如きやる瀬なき悲哀悔恨は、おのずから人心を転じて...
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・折口信夫 神道に現れた民族論理 (青空文庫)
縄を意味するもので、 かげ とは、元来、蔓草である。だから其が、宮殿を褒める時の詞とか、新室 ほかひ の時の詞として、使はれてゐるのである。そこで、此が転じて来ると、宮殿其ものゝ意味ともなり、又更に転じては、ある...
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・折口信夫 国文学の発生(第二稿) (青空文庫)
ひ 寿詞を唱へる事を ほぐ と言ふ。 ほむ と言ふのも、同じ語原で、用語例を一つにする語である。 ほむ は今日、唯の讃美の意にとれるが、予め祝福して、出来るだけよい状態を述べる処から転じて、讃美...
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・折口信夫 国文学の発生(第四稿) 唱導的方面を中心として (青空文庫)
アタフシ ) の 淡 ( アハ ) の郡に居る神なり」と。(神功紀) かうした用語例が転じて、恋ひ心のそぶり顔に露れることを「ほにいでゝ……」と言ふ。 うら も亦、 武蔵野に 占 ( ウラ ) へ、 象灼...
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・北村透谷 三日幻境 (青空文庫)
( をは ) ることもなく、 己 ( おの ) が 夙昔 ( しゆくせき ) の不平は転じて限りなき満足となり、此満足したる 眼 ( まなこ ) を 以 ( も ) て蛙飛ぶ古池を 眺 ( ながむ ) る身...
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・折口信夫 わかしとおゆと (青空文庫)
的に体言となつたものであらうと思ふ。 久活・志久活を通じて、形容詞の語根は、多く、ほかの体言なり、用言なりから転じたものゝ多いことは、事実である。自分の考から見ると、 高 ( タカ ) ・ 深 ( フカ ) ・ 浅 ( アサ ) ・ 優...
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・夏目漱石 僕の昔 (青空文庫)
はあの男のことをかいたんだといわれてるのだ。決してそんなつもりじやないのだから 閉口 ( へいこう ) した。 松山から熊本の高等学校の教師に転じて、そこでしばらくいて、後に文部省から英国へ留学を命ぜられて、行って帰って来て、今は...
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用例の品詞分類
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