「赤壁」を含む用例
・正岡子規 四百年後の東京 (青空文庫)
ガホテルは旅館の最大なる者、 茗渓楼 ( めいけいろう ) は割烹店の最流行せる者、喫茶珈琲店の 巨魁 ( きょかい ) たる、小赤壁亭が一種の社交倶楽部的組織を以て、雅俗を問はず一般に歓迎せらるるは同亭に出入する 煙草 ( タバ...
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・桑原隲藏 支那史上の偉人(孔子と孔明) (青空文庫)
を説服に出掛けたのが孔明である。孔明が首尾よく孫權を説服して、味方に引き入れた結果として、有名な赤壁の戰が起つた。この赤壁は今の湖北省の嘉魚縣附近で、夏口(漢口)の上流に當る。蘇東坡の赤壁賦の赤壁は夏口より下流で、今の...
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・泉鏡花 醜婦を呵す (青空文庫)
美とし、雪を美とし、月を美とし、杖を携へて、 瓢 ( へう ) を 荷 ( にな ) ひて、 赤壁 ( せきへき ) に 賦 ( ふ ) し、松島に吟ずるは、 畢竟 ( ひつきやう ) するに 未 ( いま...
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・大町桂月 月の隅田川 (青空文庫)
美人しきりに酒を侑む。日暮れて、興ます/\酣なり。仰いで明月を見る。此の如きの良夜は得易からず。舟をうかべて夜と共に語りあかさずやと云へば、二人踴躍して應ず。ひとり美人のみは、舟が嫌ひなりとて應ぜず。東坡の赤壁...
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・北原白秋 日本ライン (青空文庫)
もまた離ればなれに上の手の岩から身を躍らしたと俚俗にいふ。 「これがローレライで。」 ローレライはちと苦笑される。 新赤壁は左にあつた。その前を昔の中仙道が通つて、ひとつ ると岩屋観音がある。白い汚れた幟が見える。 ここで再び蕭々たる急湍にかかる。観音...
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・小島烏水 雪中富士登山記 (青空文庫)
者のも同じだ、私のもそうだという。なお一合ばかり登ると、変幻極まりない雲が、また出た、しかも夏雲のように、重々しく平板状に 横 ( よこた ) わらないで、垂直に高く突っ立ち上り、我が大火山の赤壁と、両々...
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・海野十三 新学期行進曲 (青空文庫)
たのは何年でございますの。 父親 知らん。 母親 あーら、御存知ありませんの、あれは西歴で一六四五年でございますわよ。ほほほほ、じゃあ 赤壁 ( せきへき ) の 戦 ( たたかい ) は何年でございますの。 父親 知ら...
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・内田魯庵 八犬伝談余 (青空文庫)
だがわら ) 近くの戦線までかなりな道程をいつドウいう風に 引牽 ( いんけん ) して来たのやらそれからして一行も書いてない。水軍の策戦は『三国志』の赤壁をソックリそのままに踏襲したので、里見の 天海 ( てん...
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・長谷川時雨 田沢稲船 (青空文庫)
の土手が高く、樹木が 鬱蒼 ( うっそう ) として、 水戸 ( みと ) 家が 聘 ( へい ) した 朱舜水 ( しゅしゅんすい ) が、 小赤壁 ( しょうせきへき ) の名を附したほど、 茗渓 ( めい...
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