「論理的」を含む用例
・坂口安吾 一家言を排す (青空文庫)
の役目を果させるのである。 非論理が論理を圧倒するといふ微妙な人間関係は古来わが政治屋に珍重された処世術で、英雄豪傑の遺風であり、 恰 ( あたか ) も土佐犬がテリヤを圧倒するかの如き非理智的な動物的人関係の一つである。 これは論理的...
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・戸坂潤 空間概念の分析 (青空文庫)
て理論的でない上は尚更 論理的 ではあり得ない)。現にディルタイにあって理解は 情意的 な理解である必要があった。そうすれば把握も亦——実践性に於てのみ所謂理解から区別された把握も亦——、理論的に限られる理由はあり得ない(まして論理的...
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・戸坂潤 カントと現代の科学 (青空文庫)
多くのカント学徒によればカントのアプリオリ説は心理発生的な意味でのアプリオリではなくして 論理的な 関係を取り扱うものなのである。吾々の知識の種々なる部分の間にその 妥当の論理的な関連 があるということを主張するものなのである。それ故ある 命題に論理的なアプリオリテート があ...
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・三木清 論理と直觀 (青空文庫)
といふものには何等か直觀的なところがないであらうか。他方もとより直觀もただ直觀である故に尊重されるのではない、直觀に對する情熱は物に對する情熱でなければならぬ。しからばまた物の直觀には何等か論理的なところがないであらうか。 およそ論理...
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・岸田國士 ファンテジイ (青空文庫)
くファンテジストたる路を撰ぶであらう。 ファンテジイは想像を緯とし観察を経とする芸術的手法の一である。 作者の感興を以て現実を程よく着色することである。 非論理的事相に感覚的実在性を与へることである。 必然を無視することによつて、新し...
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・坂口安吾 「刺青殺人事件」を評す (青空文庫)
はもう、バカらしくて読むに堪えないものばかり。先日、カーを読んでいったい、江戸川君は、なんだって、こんなツジツマの合わない非論理的な頭脳をほめるのか、呆れたものだ。その点、横溝君は、蝶々、獄門島、その他、どの...
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・基督教とは何ぞや (Wikisource)
ja.wikisource.org/wiki/基督教とは何ぞや
・坂口安吾 探偵小説とは (青空文庫)
すすめて行くものである。 日本には、今まで、一口に探偵小説と称しても、主として怪奇小説であり、推理小説というものは殆ど行われていなかった。 だいたい推理というものは、論理的な民族に愛好される性質のもので、日本古来の文化教養には論理...
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・岸田國士 ポオル・エルヴィユウ (青空文庫)
伝統主義を標榜する批評家であつたことも注意しなければならない。 彼の取扱ふ主題は、常に或る「問題の解決」である。彼の描く人物は、悉く、或る「原則の傀儡」である。事件の推移は飽くまでも論理的で、人物の性格は余りに類型的である。彼は法律の欠陥、制度の不合理、道徳...
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・宮本百合子 生きている古典 (青空文庫)
までの改造社版ができた頃の日本の解放運動のなかで、一つの癖のように使われた ぎくしゃく した明晰を欠いた文章がひっかかりとなって、たださえむずかしい部分が、まるでむずかしかった。ほんとに頭が痛くなった。マルクス=エンゲルスの論理的...
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・キリスト教とリベラリズム (Wikisource)
し敢然たる言葉を以て宗教的問題を定義づけ、又宗教的思想の論理的関係を敢て直視する事は、多くの人々によって不敬虔な仕事の如く看做されて居る。それが外国伝道会社への献金に対して妨害となりはしないか、それが又教会統一の進展を妨げ、教会...
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・朝永三十郎 學究漫録 (青空文庫)
て學理上の要求でなくして倫理上若くば宗教上の要求である。 古來、目的論を否定しながら、第二、第三の禍惡觀を立てた哲學者はあるが、是れは 論理的 には决して成立つものではない。哲學上の非目的論的宇宙觀と、倫理上、宗教上の目的論的禍惡觀との間には 論理的 の連...
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・芥川龍之介 校正後に (青空文庫)
家が作家に折紙をつけるばかりではない。作家も批評家へ折紙をつける。しかも作家のつける折紙のほうが、論理的な部分は、客観的にも、正否がきめられうるから。(以上新思潮第九号) ○夏目先生の 逝去 ( せいきょ ) ほど惜しいものはない。先生...
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・岸田國士 自問自答 ——所謂「新感覚派」の為めに—— (青空文庫)
為め、「新感覚派」といふ語に対して、僕一流の解釈を下して置く、常識的観察より超常識的観察へ——因襲美より独創美へ——道義的価値批判より現象的興味へ——説明的論理的叙述より暗示的綜合的想念喚起へ——言葉...
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・岸田國士 煽動性万能 (青空文庫)
動揺にすぎないからである。 対象をかかる興奮状態に陥れる最も著るしい例として、かの政談演説乃至未開人種の宗教的儀式を見ればわかるのである。 古来、一時代の人気を集め得た職業劇作家は、何れも、論理的に、道徳的に、又は、宗教...
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・寺田寅彦 相対性原理側面観 (青空文庫)
ンシュタインはそこで余儀なく絶対空間とエーテルの殻を砕いたまでである。 殻を砕いて新たに立てた根本仮定から出発して、それから推論される結果までの論理的道行きは数学者に信頼すればそれでよい。そして結果として出現した整然たる系統の美しさを多少でも認め味わう事ができて、そう...
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・正岡子規 あきまろに答ふ (青空文庫)
の智をば除きて言ひしつもりなれど、貴書の意は智と理窟とを同一に見 做 ( な ) されたるかと覚え候。論理的に厳粛に議論せんとする場合には後説の方あるいはよろしかるべく、さうすれば理窟の内でも低度の理窟は文学的としてこれを許し、高度...
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われはここに、事柄の順位に代ゆるに、感情の順位をもってし——論理的な多少外的な順位に代ゆるに、 雰囲気 ( ふんいき ) および総体の縁故によって作品をまとめるところの、芸術的な内的な順位をもってする。 かく...
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・寺田寅彦 科学者と芸術家 (青空文庫)
別々の事実を一つの系にまとめるような仕事には想像の力に待つ事ははなはだ多い。また科学者には直感が必要である。古来第一流の科学者が大きな発見をし、すぐれた理論を立てているのは、多くは最初直感的にその結果を見透した後に、それに達する論理的の径路を組み立てたものである。純粋...
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解釈哲学という方法の特殊な場合であって、この解釈方法を、文化的に尤もらしく又進歩的に円滑にさえ見せるために工夫し出されたメカニズムに他ならない。現実に就いてのファンタスティックな表象である処の文学的な表象乃至イメージを利用して、この文学的表象乃至イメージをそのまま哲学的論理的...
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・岸田國士 テアトル・コメディイの二喜劇 (青空文庫)
リズムの完全な把握によつてのみ、舞台は美しい 幻象 ( イメエジ ) の連続となるのである。これを「歌」と呼び「踊り」と名づけるなら、それは形容であつて、金杉君は、そこまでの論理的準備をされて然るべきだ。 さて、そこで、十二...
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・宮本百合子 日本の青春 (青空文庫)
寄席の話をきいたそうだ。専攻は人も知るとおりイギリス文学であった。それらの影響もあってか、漱石の文章は、主題の論理的な追求にかかわらず、一種のゆるやかに流れる話術をもっている。この講演にもその特色があらわれていて、構成...
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・小酒井不木 国枝史郎氏の人物と作品 (青空文庫)
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・西田幾多郎 フランス哲学についての感想 (青空文庫)
録』Meditationes などを読んでも、すぐ気附くことは、その考え方の直感的なことである。単に概念的論理的でない。直感的に訴えるものがあるのである。パスカルの語を借りていえば、単に l'esprit de g om...
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・西田幾多郎 或教授の退職の辞 (青空文庫)
に入るように勧められた。哲学には論理的能力のみならず、詩人的想像力が必要である、そういう能力があるか否かは分らないといわれるのである。理においてはいかにも当然である、私もそれを否定するだけの自信も有ち得なかった。しか...
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・折口信夫 文學を愛づる心 (青空文庫)
爲に内に持たれてゐるものは、人の心へ直に論理的にはたらきかけた。だから人々は、各その人生を以て文學を受けとらうとした。それで、文學はじまつて以來、正當な批評の準據は、人生にあつた。 その文學が、人生をどう扱つてゐるか。曲つ...
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・浜尾四郎 殺人迷路 (連作探偵小説第八回) (青空文庫)
自分でどの位いい頭の所有者だと 自惚 ( うぬぼ ) れているか判らないが、僕をして云わしむれば君は少くも、論理的な頭の持主ではない。——君自身の言によると君は、完全な犯罪があるとかないとか議論したということだが……」 「それ...
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・絶対矛盾的自己同一 (青空文庫)
において過去は既に過ぎ去ったものでありながら未だ過ぎ去らざるものであり、未来は未だ来らざるものでありながら既に現れているというのは、抽象論理的に考えられるように、単に過去と未来とが結び附くとか一になるとかいうのではない。相互否定的に一となるというのである。過去...
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・戸坂潤 技術的精神とは何か (青空文庫)
は実験的な精神だ。第二にそれは合理的精神とされる。理性的推理の精神であり、つまり論理的精神である。田辺元博士はこの二つの規定を以て、相反する二つの契機と見做す。実験と理論との対立、経験論と合理論との対立、其の...
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・西田幾多郎 デカルト哲学について (青空文庫)
表現的世界の自己形成の形式として、論理的に考えられるのである。かかる世界は多の自己否定的一として時間的に、一の自己否定的多として空間的であるのである。表現するものが表現せられるものであるということが知るということであり、自覚...
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用例の品詞分類
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