「虫」を含む用例
・久生十蘭 顎十郎捕物帳 蠑※[#「虫+原」] (青空文庫)
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・露台より初夏街上を見る (Wikisource)
ja.wikisource.org/wiki/露台より初夏街上を見る
・大町桂月 牛經 (青空文庫)
鳴きし蜀山人を吉原に呼び寄せぬ。桃と櫻を兩手にもちて、どちが桃やら、櫻やら、右に鵬齋先生、左に蜀山人、天下の風流はわが一身に集まれりと、小さき鼻うごめかしけるが、蜀山人の書き殘したる一筆、※ [#「冫+虫」、37-13] の字...
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・徳冨蘆花 良夜 (青空文庫)
く 闇中 ( あんちう ) に 浮動 ( ふどう ) す。 虫声 ( ちうせい ) ※々 ( じゞ ) [#「虫+慈」、62-6] 。 時々 ( とき/″\ ) 白銀 ( しろがね ) の 雫 ( しづ...
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・南方熊楠 十二支考 蛇に関する民俗と伝説 (青空文庫)
ロジー ) 』二)。わが邦でも水辺に住んで人に怖れらるる諸蛇を水の主というほどの 意 ( こころ ) でミヅチと呼んだらしくそれに蛟※ [#「虫+罔」、222-12] 等の漢字を 充 ( あ ) てた...
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・種田山頭火 草と虫とそして (青空文庫)
らむし ) [#「虫+慮」、118-4] ほど又なく野鄙なるものはあらじ。譬へば露計りも 愛矜 ( あいけう ) なく、しかも身もちむさむさしたる出女の、油垢に汚れ朽ばみしゆふべの寝まきながら、 発出 ( おき...
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・石井研堂 大利根の大物釣 (青空文庫)
延し返したる彼も、今回は、やや静かに寄る如く、 鈎※ ( はりす ) [#「虫+系」、243-13] の結び目さえ、既に手元に入りたれば、船頭も心得て、 玉網 ( たま ) を擬し、暗流を見つめて、浮かば 抄 ( すく...
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・北村透谷 哀詞序 (青空文庫)
行くものゝ袂は左に往くものゝ手に把られ、左に行くものも亦た右に往くものに支へらる。 鴿 ( はと ) の面をもてる者に蛇の心あり、美はしき果実に怖ろしき毒を含めることあり、洞に 近 ( ちかづ ) けば ※蛇 ( げんじや ) [#「虫+元...
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・田中貢太郎 太虚司法伝 (青空文庫)
には鬼となし ※ ( よく ) [#「虫+或」、266-1] となすという文句がある、また左伝には 晋景 ( しんけい ) の夢や 伯有 ( はくゆう ) のことを書いてある、これは皆物があるからじゃ、その...
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・邦枝完二 おせん (青空文庫)
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・正岡子規 蝶 (青空文庫)
病牀にちゞかまりて四十度以下の寒さに苦む時、外に遊び居たる隣の子が、あれ蝶々が蝶々がといふ声を聴いて一道の春は我が心の中に生じた。それはたしか二月の九日であつた。 底本:「日本の名随筆35 虫」作品社 1985(昭和60)年9月25日第1...
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・薄田泣菫 茶立虫 (青空文庫)
つり消えてなくなつてしまひました。 底本:「日本の名随筆35 虫」作品社 1985(昭和60)年9月25日第1刷発行 2000(平成12)年1月30日第13刷発行 底本の親本:「人と鳥蟲」櫻井書店 1943(昭和18)年...
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・岡本綺堂 妖怪漫談 (青空文庫)
的に妖麗な女に化けるというのは少い。その多くは老人か、偉丈夫に化けて来るのであって、 寧 ( むし ) ろ男性的である。そうして、その正体は 蛇蟒 ( だもう ) とか、 ※蛇 ( ぜんだ ) [#「虫+(冉の4画目...
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・石井研堂 釣好隠居の懺悔 (青空文庫)
つとこ鈎」を発見せり。前夜近処より、 糸女 ( いとめ ) 餌を取らせ、又小鱸鈎に ※ ( す ) [#「虫+糸」、175-上-10] を巻かせなどしたりしかば、常に無頓着なりしに似ず、今 斯 ( かか ) る物...
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・岡本かの子 巴里の秋 (青空文庫)
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・竹久夢二 桜さく島 春のかはたれ (青空文庫)
ぁる。) 村 ( むら ) のはづれにちら/\するは 虫 ( むし ) か 蛍 ( ほたる ) か 人魂 ( ひとだま ) か。 さうじやない/\。 母 ( かヽ ) さんの 点 ( つ ) けさ...
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・楠山正雄 和尚さんと小僧 (青空文庫)
( なに ) をしている。」 とどなりました。すると 小僧 ( こぞう ) は 布団 ( ふとん ) の中から、 虫 ( むし ) の 鳴 ( な ) くような 声 ( こえ ) を 出 ( だ ) して...
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・中井正一 カットの文法 (青空文庫)
て挺してそれを貫かなければならないところのものである。 詩は、かかる五分の魂を風に吹かれてひろがる虫のように、人の口から口に伝わってひろがらしめるものである。詩が「諷」せられるというのも、風の中に「虫」の字...
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・タイトル (青空文庫)
ファイルも底本に準じた。 海 田舎の時計 坂 大井町 郵便局 墓 自殺の恐ろしさ 詩人の死ぬや悲し 群集の中に居て 虚無の歌 虫 貸家札 この手に限るよ 海 海を越えて、人人は向うに「ある」ことを信じてゐる。島が、陸が...
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・石川啄木 渋民村より (青空文庫)
[#「虫+慈」、39-上-12] たる燈火の影に 覚束 ( おぼつか ) なき筆の歩みに認め上げ候。 近事戦局の事、一言にして之を云へば、吾等国民の大慶この上の事や候ふべき。 臥薪 ( ぐわしん ) 十年...
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・折口信夫 山の湯雑記 (青空文庫)
折口信夫 山の湯雑記 山の湯雑記 折口信夫 山の ※ ( スガル ) [#「虫+羸」、166-1] の巣より出で入 道の上 立ちどまりつつる ひそかなりけり 前に来たのは、ことしの五月廿日、 板谷...
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・永井荷風 向嶋 (青空文庫)
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・楠山正雄 物のいわれ (青空文庫)
し、 大昔 ( おおむかし ) 、 神 ( かみ ) さまが大ぜいの 鳥 ( とり ) や、 虫 ( むし ) やけだものを 集 ( あつ ) めて、てんでんが 毎日 ( まいにち ) 食 ( た ) べて...
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・北原白秋 第二邪宗門 (青空文庫)
一年六月 夏の夜の舟 虫 ( むし ) 啼 ( な ) ける。 りんりんすりりん……りんりんすりりん…… あはれわが 小舟 ( をぶね ) ぞくだる。 痍 ( きず ) つけるわかうどの 舟 ( ふね...
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・蘭郁二郎 夢鬼 (青空文庫)
をそういうのよ、隅で小さくなってるから……)だけど あたし 好きになっちゃったわ、 あんた が」 黒吉は、彼女の口から「虫」といういやな 綽名 ( あだな ) を聴くと、苦汁を飲まされたような気がして、黙っ...
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・夏目漱石 一夜 (青空文庫)
全集類聚版夏目漱石全集」筑摩書房 1971(昭和46)年4月〜1972(昭和47)年1月 ※底本本文では、「 蛸 ( しょうしょう ) 」は、「虫+嘯のつくり」とつくってある。しかし、底本の注記では、つく...
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・宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 (青空文庫)
かゞやくなかにして〕 吹雪かゞやくなかにして、 まことに犬の吠え集りし。 燃ゆる吹雪のさなかとて、 妖 ( あや ) しき※ [#「蚌」の「虫」に代えて「目」、54-3] をなせるものかな。 底本:「新修...
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・原勝郎 貢院の春 (青空文庫)
は報恩寺邊に集中せる百戯雜伎皆此處に薈まり、終歳遊人※ [#「虫+豈」、747-8] の如くなりと云ふ。革命の亂後其繁華大に衰へ、予の金陵を過ぎりし頃は、また往事の面影を止めざりしも、尚ほ雜閙他に優るものありき。程一 金陵賦に云へらく、「矧主...
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・楠山正雄 山姥の話 (青空文庫)
( やまうば ) の 耳 ( みみ ) に 聞 ( き ) こえたとみえて、 山姥 ( やまうば ) はお 釜 ( かま ) の中で、 「 雨 ( あめ ) の 降 ( ふ ) る 夜 ( よ ) は 虫...
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・葉山嘉樹 牢獄の半日 (青空文庫)
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