「蕋」を含む用例
・露台より初夏街上を見る (Wikisource)
ja.wikisource.org/wiki/露台より初夏街上を見る
・梶井基次郎 桜の樹の下には (青空文庫)
らん ) な 蛸 ( たこ ) のやうに、それを抱きかかへ、いそぎんちやくの食糸のやうな毛根を 聚 ( あつ ) めて、その液体を吸つてゐる。 何があんな花弁を作り、何があんな 蕋 ( ずゐ ) を作...
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・泉鏡花 草あやめ (青空文庫)
れ ) よりは 大 ( おほい ) ならず、六 瓣 ( べん ) にして、其薄紫の 花片 ( はなびら ) に濃き紫の筋あり、 蕋 ( しべ ) の色黄に、茎は糸より細く、葉は水仙に似て浅緑柔かう、手に...
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・山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 恋衣 (青空文庫)
りや世ぞうらめしきのろはしき髪ときさばき風にむかはむ 裾きえて 蕋 ( ずゐ ) のまなかに立つと見ぬ 天 ( あめ ) の香をもつ 百合花 ( ゆりばな ) のうへ うるはしき神の旅路と 答 ( いら ) へまつりともづな解かむ波のまにまに をみ...
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・長谷川時雨 チンコッきり (青空文庫)
の実はいらないか、蓮の実いらないか。」 と短く折った蓮の 蕋 ( しべ ) を抱えて、売ってくれる子とも 馴染 ( なじみ ) になって、蓮の実の味も知った。そんな事は日本橋油町 辺 ( あた ) りの...
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・長谷川時雨 明治美人伝 (青空文庫)
く国の女人の精華は、この后であらせられた。大日輪の光りの中から聖帝がお生まれになったのならば、 天地馥郁 ( てんちふくいく ) として、花の咲きみちこぼれたる匂いの 蕋 ( しべ ) のうちに、麗しきこの 女君 ( めぎ...
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