「蓄える」を含む用例
・佐藤垢石 鰍の卵について (青空文庫)
以来、吾妻川の上流では、鰍の卵を捜してこれを餌に用いるようになった。鰍の卵は塩漬けにして蓄えるか、串にさし 陽 ( ひ ) かげ干しにして蓄えるのである。いまは、全国至るところ、山女魚や岩魚釣りの餌に、鰍の...
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・宮本百合子 明治のランプ (青空文庫)
のことが終生頭についていた人であるから、金を蓄える方面は一向に駄目で、島根へ、役人として袴着一人をつれて行っていた暮しの間でも、米沢の家の近所のものには太政官札を行李につめて送ってよこすそうだと噂されつつ、内輪は大困窮。その...
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・佐藤垢石 香魚と水質 (青空文庫)
嗜好を豊かにするのは、人生に滋情を蓄えるものであろう。いまはちょうど新涼の候である。一茎の野菜にも心をそそいで、その美を求むるところに、至味が生ずる。つまり味の芸術である。 底本:「垢石釣り随筆」つり人ノベルズ、つり...
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・獄中生活 (青空文庫)
ろん顔も剃ってくれる。特に髭を蓄えることを願う者には許しておく。フケトリと鋏も、そこにおいてある。それで爪でも摘みながら見張の看守と話でもしているときには、獄中生活も存外趣味のあるものだ。 面会...
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・夏目漱石 作物の批評 (青空文庫)
と云う事実も認め得るかも知れぬ——批評家は反対の趣味も同時に 胸裏 ( きょうり ) に蓄える必要がある。 物理学者が物質を材料とするごとく、動物学者が動物を材料とするごとく、批評家もまた 過去 の文...
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( ハウスマン ) を除けば、独立の労働者はほとんどいないのであるから、松の内皮をパンに混入しなければならぬというほどの困窮も、一般に冬の食料として蓄えることの出来るチイズや、塩バタや、塩肉や、塩魚や、ベイ...
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用例の品詞分類
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